サマン谷の後、竹田の温泉でゆっくりしながら、さて、明日はどうしようかと相談。雨はまだ降っている。
祝子の雨量計を見ると53㎝と昨日よりはかなり減ってきている。実際の水量を見てから判断ということで明日は
祝子川ゴルジュに入ることにした。
8月11日、山の日にして私の誕生日である。今日のメンバーはUさん、アリキチ君、徳さん、私の4人。登山道入
ると、祝子川を流れる音が大きい。木々の合間から川をうかがうと、やはり、かなりの水量である。
8時40分、入渓。なんとか行けそうだ。さあ、行こうとした矢先、40mほど先の岩に黄色スズメバチの巣がある
のが目に入った。巣の周りは蜂が飛び回っている。入渓早々、左岸へと回り込み沢を巻いて回避する。
川のど真ん中に作っているのを見るのは初めてのこと。
蜂にとってはリスクがありそうな場所に見えるが。
一見、穏やかに見えるが・・・
いよいよゴルジュ。リードするはアリキチ君。
怒涛の如く流れ落ちる水。
右壁から落ち口へとトラバースする箇所が悪かった。
ものすごい水圧の中、よくみんな行けたと思う。
第二の核心に向かう私。
一見、右が弱点のように見えるが、持ちこたえられないほどの水流。
ここまで水量が多ければなるベルブリッジで高度を稼ぐしかない。
きついブリッジを強いられる。
普通ならば、右壁から行くところであるが、水量が多く、どう見てもいけそ
うにない。そこで左から抜けることにした。
傾斜の強いスラブへ立ちこみ、落ち口へと抜けるねらいであったが、右足を
水流に足をすくわれる。5分ほど留まって、何度か試みたが不可能と諦め、
右に突破口を見出すことにした。
一度落ち口に両手を添えることができたが、水圧で体を引き上げることができない。それどころか、も
たもたしているうちに保持もできなくなり、激しく落下。
一人では水圧に抗うことはできないだろうと、アリキチ君を呼ぶことにする。幸い、水がかからない退
避場所が奥にある。彼が来ると入れ替わり、しばし、降り注ぐ水に我慢をしてもらい、にショルダーで
何とか上へと抜けることができた。
いつ来ても清流が迎えてくれる。ここへ来るとホッとする。
今回はいつにもまして水流が激しく、何度か水中に叩き落さた。撤退も一瞬、頭によぎった。どうにか突破する
ことができたのは皆の協力のたまもの。
苦労も楽しさも共有できれば酒の場もまた楽し。
祝子の雨量計を見ると53㎝と昨日よりはかなり減ってきている。実際の水量を見てから判断ということで明日は
祝子川ゴルジュに入ることにした。
8月11日、山の日にして私の誕生日である。今日のメンバーはUさん、アリキチ君、徳さん、私の4人。登山道入
ると、祝子川を流れる音が大きい。木々の合間から川をうかがうと、やはり、かなりの水量である。
8時40分、入渓。なんとか行けそうだ。さあ、行こうとした矢先、40mほど先の岩に黄色スズメバチの巣がある
のが目に入った。巣の周りは蜂が飛び回っている。入渓早々、左岸へと回り込み沢を巻いて回避する。
川のど真ん中に作っているのを見るのは初めてのこと。
蜂にとってはリスクがありそうな場所に見えるが。
一見、穏やかに見えるが・・・
いよいよゴルジュ。リードするはアリキチ君。
怒涛の如く流れ落ちる水。
右壁から落ち口へとトラバースする箇所が悪かった。
ものすごい水圧の中、よくみんな行けたと思う。
第二の核心に向かう私。
一見、右が弱点のように見えるが、持ちこたえられないほどの水流。
ここまで水量が多ければなるベルブリッジで高度を稼ぐしかない。
きついブリッジを強いられる。
普通ならば、右壁から行くところであるが、水量が多く、どう見てもいけそ
うにない。そこで左から抜けることにした。
傾斜の強いスラブへ立ちこみ、落ち口へと抜けるねらいであったが、右足を
水流に足をすくわれる。5分ほど留まって、何度か試みたが不可能と諦め、
右に突破口を見出すことにした。
一度落ち口に両手を添えることができたが、水圧で体を引き上げることができない。それどころか、も
たもたしているうちに保持もできなくなり、激しく落下。
一人では水圧に抗うことはできないだろうと、アリキチ君を呼ぶことにする。幸い、水がかからない退
避場所が奥にある。彼が来ると入れ替わり、しばし、降り注ぐ水に我慢をしてもらい、にショルダーで
何とか上へと抜けることができた。
いつ来ても清流が迎えてくれる。ここへ来るとホッとする。
今回はいつにもまして水流が激しく、何度か水中に叩き落さた。撤退も一瞬、頭によぎった。どうにか突破する
ことができたのは皆の協力のたまもの。
苦労も楽しさも共有できれば酒の場もまた楽し。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます