昨年、由布川の完全遡行を終えて、来年は石並川でもやろうと上野さんと確認しあっていた。
そして、梅雨が終わりに近づく頃、日を決めた。天気が安定し、水量も減り、水温も高くなるであ
ろう8月6日(土曜日)である。
今回のメンバーは、上野さん、安さん、川嶋くんと私の4人。私以外は熊本のため、前夜入り。私だ
けは2時間程度で集合場所までいけるだろうことを踏んで、当日に行くことにした。
4時起床。途中、コンビニに寄ったりしていたら、集合場所の石並川キャンプ場に着いたのが6時40
分。ここで着替え、腹ごしらえをして入渓場所へと出発。
終了点にクルマを置いて引き返したりしたために入渓に地点に着いたのが8時過ぎとなった。普通な
ら遅いが今日は泳ぎが主体。水温が考えたらこれぐらいの方がかえっていいだろう。
入渓地点にて。新旧の橋が架かっているためにわかりやすい。
入渓8時23分。
水温が意外に高くほっとする。石並川といえば泳ぐ距離の長いことで有名だ。グレードも高い。はた
して冷えに耐えられるだろうかとそれだけを懸念してきたがこれならば何とか持ち堪えられそうだ。
今日の装備は9mm30mロープ1本、ハーケン2本、ナッツ半セット、へクス1個、スカイフック。
あと、ライフジャケット。足元は泳ぎ主体を考えて、今日もまたアプローチシューズとした。
岩質と高低差を考えるとコケがかなりあるのが想定できる。当然、フェルトを選択するべきだろうが
足首の自由さを考えてあえてアプローチシューズとした。良いフェルトの靴を持っていないというの
もあるが。
流れはさほど早くはない。
コケは多いが水質は悪くはない。
狙い通り、泳ぐのは快適だ。だが水深が腰より下になると、よく滑る。バランスを崩すために下半身
の消耗が激しい。
のっけから泳ぎが始まる。50mほど泳いだところで、この調子でいくと体力の温存を考えて、側壁の
を引き付けながらの泳法に変える。蹴れる岩があれば蹴って推進力を得る。水流が激しくないために
歩きよりもはかどる。
最初のかま。落ちても大丈夫とは思うが。
かまを回り込む川嶋君。
入渓してから2時間たったころ、最初の核心が現れた。ここは釜の右を登り、難なくクリア。その後、
30分ほどして現れた今回最大の核心は、遠目に下部がえぐれて難しそうに見えるが上野さんが左壁沿
いに泳いで滝の左からすんなりと上った。
クライミングの第一線を退いたといえども、ルートファインディングの確かな目は健在だ。もちろん登
りも。
最後の滝
橋を越え、入渓して5時間。今日一番大きな滝が現れる。ここは右寄りが階段状のなっていてさほど
難しくはない。
13時56分、車を置いた地点に到着。7,8時間はかかるかと思っていただけに以外に早かった。このと
ころの天気と水温で条件が良かったのだろう。
石並川は泳ぎが多い事が有名で覚悟はしていた。たしかに最後の最後まで泳がされたが、その分、ク
ライミングの要素が少なく、不完全燃焼の感は否めない。
そして、梅雨が終わりに近づく頃、日を決めた。天気が安定し、水量も減り、水温も高くなるであ
ろう8月6日(土曜日)である。
今回のメンバーは、上野さん、安さん、川嶋くんと私の4人。私以外は熊本のため、前夜入り。私だ
けは2時間程度で集合場所までいけるだろうことを踏んで、当日に行くことにした。
4時起床。途中、コンビニに寄ったりしていたら、集合場所の石並川キャンプ場に着いたのが6時40
分。ここで着替え、腹ごしらえをして入渓場所へと出発。
終了点にクルマを置いて引き返したりしたために入渓に地点に着いたのが8時過ぎとなった。普通な
ら遅いが今日は泳ぎが主体。水温が考えたらこれぐらいの方がかえっていいだろう。
入渓地点にて。新旧の橋が架かっているためにわかりやすい。
入渓8時23分。
水温が意外に高くほっとする。石並川といえば泳ぐ距離の長いことで有名だ。グレードも高い。はた
して冷えに耐えられるだろうかとそれだけを懸念してきたがこれならば何とか持ち堪えられそうだ。
今日の装備は9mm30mロープ1本、ハーケン2本、ナッツ半セット、へクス1個、スカイフック。
あと、ライフジャケット。足元は泳ぎ主体を考えて、今日もまたアプローチシューズとした。
岩質と高低差を考えるとコケがかなりあるのが想定できる。当然、フェルトを選択するべきだろうが
足首の自由さを考えてあえてアプローチシューズとした。良いフェルトの靴を持っていないというの
もあるが。
流れはさほど早くはない。
コケは多いが水質は悪くはない。
狙い通り、泳ぐのは快適だ。だが水深が腰より下になると、よく滑る。バランスを崩すために下半身
の消耗が激しい。
のっけから泳ぎが始まる。50mほど泳いだところで、この調子でいくと体力の温存を考えて、側壁の
を引き付けながらの泳法に変える。蹴れる岩があれば蹴って推進力を得る。水流が激しくないために
歩きよりもはかどる。
最初のかま。落ちても大丈夫とは思うが。
かまを回り込む川嶋君。
入渓してから2時間たったころ、最初の核心が現れた。ここは釜の右を登り、難なくクリア。その後、
30分ほどして現れた今回最大の核心は、遠目に下部がえぐれて難しそうに見えるが上野さんが左壁沿
いに泳いで滝の左からすんなりと上った。
クライミングの第一線を退いたといえども、ルートファインディングの確かな目は健在だ。もちろん登
りも。
最後の滝
橋を越え、入渓して5時間。今日一番大きな滝が現れる。ここは右寄りが階段状のなっていてさほど
難しくはない。
13時56分、車を置いた地点に到着。7,8時間はかかるかと思っていただけに以外に早かった。このと
ころの天気と水温で条件が良かったのだろう。
石並川は泳ぎが多い事が有名で覚悟はしていた。たしかに最後の最後まで泳がされたが、その分、ク
ライミングの要素が少なく、不完全燃焼の感は否めない。
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