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多少のアップダウンを繰り返してはいますが、全体的には道は下っているように思えました。
10分ほど歩いて
「こりゃ、来すぎたな」
と確信しました。
少し先の左へカーブに車が数台停まっていて何人か人が集まっていました。急ぐ道中でもないので、あそこまで行って道を聞いて引き返すことにしました。
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道端にリモコンの飛行機が2機並べてありました。主翼の長さは1mほどでしょうか。
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どうやらここはリモコン飛行機を楽しむ人たちのお決まりの場所のようです。会話の内容から毎日のようにここを訪れている人たちのようでした。この後も数台の車がやってきました。
まさに飛ばしていた親子がいたのですが、目の前で少し先の藪の中に墜落。目測ではそんなに遠くでもない気がしたんですが、実際に回収に行くのはかなり大変な様子でした。
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好きじゃないと出来ないですね。
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彼らに道を聞くととても親切に教えてくれました。やはり先ほどの森の駅の向かいの小山を登るのが正解でした。「標識が出てますよ」と言われましたが、気が付きませんでした。
礼を言って道を引き返しました。
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標識を探すと・・・ありました! この右手の木に墨で確かに「池田山頂」とあります。
これはわかりにくいですね。正面の看板に「森林浴処」ではなく「池田山頂」とも書き加えておいてくれたらよかったのに。
往復約1.5㎞。時間にして30~40分の遠回り。それにしてもパラグライダーといいリモコン飛行機といい、このあたりは空を飛ぶのに適した安定した風が吹いているということなんでしょうね。
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ふたたび山の中を歩いて、今度こそ頂上を目指します。途中のベンチでは熟年の女性パーティが休みを取ってました。ワイワイガヤガヤ楽しそうでしたね。
われわれは休まずに頂上を目指しました。
歩くこと約15分。目指す頂上の展望台にやっと到着。12:55くらいでしょうか。出発してちょうど4時間。登りは実質3時間ほどの山行でした。
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展望台の下のあずま屋では、先に来たパーティがなにやらごちそうを広げて歓談されてました。
頂上を示す石柱。
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記念写真を撮って、しばし坐りこんで休憩。さきほどの女性パーティがやってきて「今年も登れてよかったわ」とか会話を交わしてました。
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帰りはあまり寄り道することもなく、とくに急いだわけでもありませんが、粛々と歩きました。
肝心の靴も、終盤少しだけ右くるぶしの上あたりに違和感があったことを除けばほぼ快適でした。靴下での調整や、そもそももう少し履きこなせばうまくフィットさせることができそうです。
それにしても、石だらけの、いわゆるガレ場も多く、富士山ではもちろんもっと過酷なコースを歩くことになると思うので、ハイカットのトレッキングシューズにして本当に良かったと思いました。
帰りはパラグライダー基地を通らない車道を抜けました。池田の森公園あたりで鶯の鳴き声と、姿は見えませんでしたが、キツツキか何かがコツコツコツコツと木をつつくような音を何度も耳にしました。
あれは何の音だったのかいまだにわかりません。
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15:10。ぴったり2時間で霞間ヶ渓の登り口に戻りつきました。
ところで、途中ゴミはほとんど見かけなかったことに、少々感心しました。この登り口の少し手前で空のペットボトルを1本とビニール袋を1ツ回収したのみです。最近は「ゴミは持ち帰る」ということが盛んに言われているとはいえ、ちゃんと徹底されているんだなあと実感できたことは気分が良かったです。
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駐車場に下りる途中の公園で家族連れが遊んでました。向こうには青々とした茶畑。そう揖斐茶はこの辺りの特産品です。そろそろ茶摘みの季節かな。
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駐車場から、自分たちが登ってきた山の姿を見上げると、ちょっとした感慨があります。
走るのとは違う筋肉を使うようで、登山になれない身体には想定以上の疲れもありましたが、天気も良く、暖かな行楽日和。森の中を歩いてすがすがしい1日となりました。
<おしまい>
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