ジョビンが特別好きなわけではなかったけれど(彼はトム・ジョビンと親しみを込めて呼ばれているなんてことも初めて知りました)、今回この曲は心に響きましたね。何度も聴き、LIVE映像のジョビンの笑顔を見た(彼の顔を初めてそれと認識しました)せいで--おそらく--すっかり大好きになってしまいました。しばらくジョビンばかり聴いていたい気分です。
このやさしい声、彼の笑顔のようです。心の底からこの曲が--そしておそらくこの曲にまつわるすべての事柄が--いとおしくて仕方がないという感じが伝わってきます。
元々インストゥルメンタルのイメージが強いので、彼自身が歌っているのかどうかさえ分からなかったんです。
彼の曲はスタンダードになりすぎていていろんな人がアレンジしたりして演奏していて、それがジョビンの曲かどうかなんて意識する必要がもはやあまりなくなってさえいるし、イージーリスニングの雑多さの中に紛れ込んでしまって、注意深く聴かないとわからない--幸か不幸か--ようなことになってしまっている。彼の音楽の真の価値は一般の人にはわかりにくいとも言えるし、わからなくてもいいということなのかもしれない。
でもこうして一度はまってしまうと、単に印象的なメロディとかいう安っぽい価値とは決定的に違うという思いがします。
静かな環境で、多少余裕を持って走っているときに聴いてほしい曲です。リラックスすること間違いない。気持ちよく走れます。
わたしが聴いたのはボサノヴァ・テーマのコンピレーション・アルバム「Bossa Nova Millennium」(2001)収録のもの。詩人・小説家で歌手でもある才人シコ・ブアルキの詩をジョビンが忠実に英訳して自身が歌っています。
※これが私が聴いたのと同じ音源だと思います。
LOOKS LIKE DECEMBER (ANOS DOURADOS) - JOBIM
※こちらはジョビンが歌っているLIVE。
Anos Dourados - Tom Jobim
※これは作詞したシコ・ブアルキ(Chico Buarque)が歌ってます。ピアノを弾くジョビンはとても幸せそうだ。
Chico Buarque e Tom Jobim - Anos Dourados
このやさしい声、彼の笑顔のようです。心の底からこの曲が--そしておそらくこの曲にまつわるすべての事柄が--いとおしくて仕方がないという感じが伝わってきます。
元々インストゥルメンタルのイメージが強いので、彼自身が歌っているのかどうかさえ分からなかったんです。
彼の曲はスタンダードになりすぎていていろんな人がアレンジしたりして演奏していて、それがジョビンの曲かどうかなんて意識する必要がもはやあまりなくなってさえいるし、イージーリスニングの雑多さの中に紛れ込んでしまって、注意深く聴かないとわからない--幸か不幸か--ようなことになってしまっている。彼の音楽の真の価値は一般の人にはわかりにくいとも言えるし、わからなくてもいいということなのかもしれない。
でもこうして一度はまってしまうと、単に印象的なメロディとかいう安っぽい価値とは決定的に違うという思いがします。
静かな環境で、多少余裕を持って走っているときに聴いてほしい曲です。リラックスすること間違いない。気持ちよく走れます。
わたしが聴いたのはボサノヴァ・テーマのコンピレーション・アルバム「Bossa Nova Millennium」(2001)収録のもの。詩人・小説家で歌手でもある才人シコ・ブアルキの詩をジョビンが忠実に英訳して自身が歌っています。
ボサ・ノヴァ・ミレニアム | |
タンバ4,ワルター・ワンダレイ,アントニオ・カルロス・ジョビン,スタン・ゲッツ | |
ユニバーサル ミュージック クラシック |
※これが私が聴いたのと同じ音源だと思います。
LOOKS LIKE DECEMBER (ANOS DOURADOS) - JOBIM
※こちらはジョビンが歌っているLIVE。
Anos Dourados - Tom Jobim
※これは作詞したシコ・ブアルキ(Chico Buarque)が歌ってます。ピアノを弾くジョビンはとても幸せそうだ。
Chico Buarque e Tom Jobim - Anos Dourados