大谷翔平 2018/7/9 - Shohei Ohtani Angel Home Run 7Th - エンゼルス Vs ドジャース
肘の故障と診断されDL入りしたおかげで6月はほぼ大谷翔平のプレーを観ることができなかった。日常的に試合を観ることができるのは(観る気があったとして)、そうは言っても、MLB、Jリーグ、野球くらいではあるが、大谷翔平ほど観たくて観たくて仕方のない選手が今までいただろうか?
私は初めての経験だと思う。大谷翔平が怪我をして、一時はトミー・ジョン手術の可能性も取りざたされた。そんなことになったら今シーズンは絶望だ。生半可な落胆ではすみそうになかった。人生の大きな楽しみが失われるくらいのインパクトがあった。
7月に入って、手術を回避し、大谷はメジャーの舞台にもどってきた。まずはバッターとして。そして彼は今日代打で決勝ホームランを放った。セイヤー!!! トラウトの喜びようがまたわれわれを楽しくさせてくれる。大谷のいないエンジェルスなんて考えられないはずだ。
昨日の試合の最終打席で自打球をプロテクターのない右膝下に直撃させ歩くのもままならない様子だった大谷。ダイアモンドを1周する間も右脚をかばっておかしな格好だった。ドジャーズのクローザーであるジャンセンの剛速球を当てたのだから骨折してても不思議ではない。よかったあ、と心からホッとした。
一昨日の9回2アウトからのフォアボール→2盗→ボールがそれた間に一気に本塁へ疾走しての同点ホームインといい、こんな大谷をオールスターで観たくないとはアメリカ人の気持ちが私にはわからない。
なんてったって比較対象はベーブ・ルースしかいないのだから。神様ですよ!アンビリーバブルな選手なのだ。同じ時代でテレビでもLIVEで観戦できるなんてなんて幸せだろうと思う。
大谷を選ばなかったアメリカ人、トランプを選んだアメリカ人
わたしは観たくてしかたがないオールスターでの大谷だが、DL入りして出られなかった1か月がオールスターの投票期間と重なっていたのは不運だった。とはいえ、私なら大谷に投票する(ネットで投票できたのに忘れていた)。
アメリカ人は大統領選ではトランプを選んだ。私には今でも信じられない。ロシア疑惑も未だ解明されていないから、クリーンなセレクションならやはりアメリカ人はトランプを選んでいなかった可能性もまだ残されてはいる。
これら2つの事実からわたしが思うのは---世界にはいろんな人がいると言うことだ。私が好きなことが誰もが好きなこととは限らないのだ。「こんなあたりまえのこと」とどれだけ思っても、それが「世界全体の当たり前」とは限らない。
そういう世界で誰もが生きてゆかねばならない。
頭ではわかっていても、オールスターで大谷翔平が見られないのは、まったくもって残念で仕方がない。誰もが観たいはずなんだけどなあ。