ゲル・カヤノ20、300㎞余り走ってみての、ラストインプレッションです。
足入れのよさは抜群。クッショニングも快適。この点では他の追随を許さない。
あえて言うと、足入れした時の感じが以前試し履きしたバージョンよりも「浅い」感じがした(この感覚、ランナーなら分かってもらえると思うけど)。
カヤノの弱点は、作りこみが丁寧な分、重いところだった。この20は(21も?)軽くするためにヒールカップの構造に手を入れている。そのせいかどうかははっきりわからないが、とにかく走りにくい。
カヤノはトレーニングシューズであり長距離レース用でもある。だから、「スピードが出しにくい」ようにあえてしているのかもしれない(?)だとしてもこの走りにくさはちょっとやり過ぎじゃなかろうか? そのくらい走りにくい(少なくとも私には)。
これまで履いてきたシューズは概ね、走るに当たり、足を上げるときに靴を意識することはあまりない。重い靴の場合でも、「重さ」を意識することはあっても、基本的には足と靴は一体感があって余り意識する必要がない。
ところがカヤノ20の場合靴を「よっこらしょ」と持ちあげてやらないといけない感覚になる。だから疲れる。スリッパを履いて走っているような感じ。そこにトレーニング効果--どこかしらの筋力を鍛えるような--があるのかもしれないと思わないでもないが、某シューズマスターいわく「レースならいいけど、練習効果は期待できない」らしい。わたし的にはむしろ逆かな、と思っている。この靴でレースを走る理由があるとすれば、それはスピードを出し過ぎて失速しないように、スピードが出せないように設計されているのかもしれない、ということしか考えられない。
わたしの印象を一言で言うなら「(走ると)疲れる靴」。それがカヤノ20。アシックスの見解などきいてみたいものだと思う。ランナーで履いている方がいらしたら、インプレッションをコメントでいただければ嬉しいです。
足入れのよさは抜群。クッショニングも快適。この点では他の追随を許さない。
あえて言うと、足入れした時の感じが以前試し履きしたバージョンよりも「浅い」感じがした(この感覚、ランナーなら分かってもらえると思うけど)。
カヤノの弱点は、作りこみが丁寧な分、重いところだった。この20は(21も?)軽くするためにヒールカップの構造に手を入れている。そのせいかどうかははっきりわからないが、とにかく走りにくい。
カヤノはトレーニングシューズであり長距離レース用でもある。だから、「スピードが出しにくい」ようにあえてしているのかもしれない(?)だとしてもこの走りにくさはちょっとやり過ぎじゃなかろうか? そのくらい走りにくい(少なくとも私には)。
これまで履いてきたシューズは概ね、走るに当たり、足を上げるときに靴を意識することはあまりない。重い靴の場合でも、「重さ」を意識することはあっても、基本的には足と靴は一体感があって余り意識する必要がない。
ところがカヤノ20の場合靴を「よっこらしょ」と持ちあげてやらないといけない感覚になる。だから疲れる。スリッパを履いて走っているような感じ。そこにトレーニング効果--どこかしらの筋力を鍛えるような--があるのかもしれないと思わないでもないが、某シューズマスターいわく「レースならいいけど、練習効果は期待できない」らしい。わたし的にはむしろ逆かな、と思っている。この靴でレースを走る理由があるとすれば、それはスピードを出し過ぎて失速しないように、スピードが出せないように設計されているのかもしれない、ということしか考えられない。
わたしの印象を一言で言うなら「(走ると)疲れる靴」。それがカヤノ20。アシックスの見解などきいてみたいものだと思う。ランナーで履いている方がいらしたら、インプレッションをコメントでいただければ嬉しいです。