「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

実むらさき(実紫)

2009-09-02 | いとしき草花たち

江戸時代には、実むらさき(ミムラサキ)と呼ばれたムラサキシキブが、色
鮮やかにつぶつぶ・・・・円ら円ら、秋を言祝でいました。
 
 

でも、この実の付き方は、ひょっとしてコムラサキ(小紫)とも呼ばれる
コシキブ(小式部 )なのでしょうか。先日アップした”秘密の花園”です。

倉嶋 厚さんの、「季節しみじみ事典」(東京堂出版)の中にも、この秋の
実が登場~。
  ~美しい紫の実の代表はムラサキシキブ。その名は紫の実がビッシ
  リついている意味の紫の重実(しげみ)がムラサキシキミとなり、さ
  らに紫式部に転じたものといわれています。~

すぐに、源氏物語の紫式部と関連づけて考えがちですが、こんないわれ
があったのですね。
クマツヅラ科。白い実がなる、シロシキブ(白式部)もあります。

コメント
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