「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

理由は無いけど~

2010-01-26 | 葛西スケッチブック

駅のホームで。
3歳くらいの男の子と若いお父さん。エスカレーターを上がる時から、男の子は、泣いていました。
「じてんしゃで行きたーい」
ホームで電車を待つ間も、繰り返し訴えています。
何度もの主張に、ついにーー、
「自転車で行きたい理由は何?」とお父さん。
「わからなーい」
「だけど、じてんしゃで行きたーい」と男の子。
お父さん困っているだろうな。男の子も譲れないだろうな。
無言のお父さんに、何度も訴え掛けます。

ああ、男の子の頭の中には、もう、しっかりと、”じてんしゃで行く”ことが焼き付けられているのです。どんな理由があろうともそうあらねばならない。
電車が来ました。
そこで決着はついたのでしょうか。

 1-3歳くらいの子どもは、”儀式好き”ということを思い出しました。
長女が2歳半ぐらいの頃、三輪車に乗って近くまでお使いに行ったことがありました。
疲れたので、片手にだっこしながら、もう一方の手で、三輪車をもちあげ気味に、して、後輪を地に着けて引いて行こうとすると・・・、
そうじゃないの!」と、泣いて抗議。
三輪車の車輪は、全部地面に着いていなくてはならないーーきちんと引いてゆけと。
それが子どもの中の法則。曲げられない。あのときは、閉口しましたっけ。

コメント
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