「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

97歳になりました

2011-03-01 | 99歳Umeさんの軽井沢物語


天気予報は雨でしたが、急にお互いの都合が合って、末の妹と、母の見舞いに行ってきました。
天気予報のズレを期待していましたが、やはり予報通り。
             
8時45分に家を出て約3時間。電車とタクシーを乗り継ぎ、母のいる○〇荘へと――。
母はロビーでほかの方たちと一緒にテレビを見ていて、私たちを見ると、手をあげました。この2月11日で、97歳になりました。

車椅子を押して、3人で部屋に行き、くつろぎました。
妹は、ズボン下やパジャマをおみやげに持ってきてくれました。
「ちょうどよかった、足が寒かったんだよ」
という母に、早速はいてもらうと、
「あ~ったかいね」
と喜ばれて――いつも”かゆいところに手が届く”妹の心遣いです。
今日は、なすがまま、着せ替えのモデルになります」とおどけていうので、
持って行った春いろのニットシャツと、ベストを組み合わせて、着てもらうと、
「10歳は若返ったね」
しかし、私と妹のことは、
「どっちが上だったか下だったか」
と、大分おぼろげ。
「細かいことはだんだん分からなくなっていくの」
でも、それが自然かも。

そのあと3人で、お昼を食べましたが、前に行った時よりも、しっかりとスプーンを口に運んでいます。
「お母さん、眠くなったの?」
「ううん、おいしいなあと思って食べているの」
と、目を閉じながら噛んでいます。
ハンバーグも切干大根の煮つけも、サラダもみんな細かく刻んであります。
が、試食してみるとなかなかおいしかったです。
前にいたケアハウス(同じ経営者で、建物もつながっています。)のときから、ここは食事はいろいろ吟味されていて、いいなあと思っていました。職員のかたたちも、いいのです。
(つづく)

コメント (6)
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