「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

『永遠の出会いに』  津田仁美著

2011-03-21 | 日常の小さな喜び&こころ便り

     

  我が家にステイしてくれて
     ありがとう!

    遠かった隣国は、
  近い近い国になりました。

  ::::::::::::::::::::::::

   津田仁美著
   

 『永遠の出会いに』
 花梨書房刊 定価1500円 
 ☆東京神田神保町/東京堂書店でお求めになれます。 
 
国際ロータリー・インターアクトの交流で出会った「韓国の6人の息子たち」と「日本のお母さん」が、心でつづった5年間の手紙。


 

――人生は愛しいもの。その愛しいものに、生かし生かされているのだと感じます。
子どもたちとの文通の中で、私自身も大きく成長させてもらいました――津田仁美


□もくじ□ 近くなった隣の国――朴パク君との手紙/ いただいたご縁を大切に――姜カン君との手紙/ 赤々と、灯をかかげて――池君との手紙/ 永遠に続く出会いに――コニ君との手紙/ 内に秘める大きな力――金キム君との手紙/ たとえ遠くにいても――李君との手紙
<まえがき/金 吉賢>


☆瑞々しい感性の高校生の頃に、自分の両親以外の、こんなに信頼しあえる「日本のお母さん」に出会えたことは、「6人の息子たち」にとって何より幸運なことだったのではないでしょうか。
成長過程の子どもたちの悩みや、進路までをも全身で受け止め、向き合っている”お母さん”
言葉や国は違っても、「自分のことをこんなにも真剣に、心配してくれる人がいる・・・」どんなに心強いことか。

高校生だった子どもたちは大学生になったり、試練を乗り越えた子も・・・。そのうちの何人かは、すでに兵役を済ませてもいる。ひとみお母さんと息子たちの
まごころのキャッチボールはそんな間もつづいている。
2006年、国際ロータリー・インターアクトの5泊6日のホームステイでの出会いだった。
手紙だからこそここまで繋がれたのかもしれない。一方通行だけではない、子どもたちのすばらしさにも心打たれます。


☆「別所沼だより」の蛙さんが、いち早くご紹介くださっています。ありがとうございます。
☆ 東京堂書店 ℡ 03-3291-5181



☆ 津田仁美著「明日もまた」関連記事はこちら 

コメント (2)
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ハナニラ咲いて~

2011-03-21 | ルピナス♪ノート

花壇のそこここにさりげなく殖えている。時が来ると、ポッと名乗り出て、
”春ですよ。ハナニラの春になりましたよ”
星形の顔が知らせてくれる。
枯れ葉や雑草の中から、ほかほかと暖かな光が広がっていく。

   

ハナニラ…ユリ科の多年草。球根植物。南アメリカ原産。
白や薄青いろの花を咲かせる。花の裏側にもおしゃれな筋。
西洋アマナ。
ベツレヘムの星とも呼ばれているのだって。

いつかの春、豊玉のそのお宅を訪ねると、玄関へのアプローチ、
さんさんと降り注ぐ日の光を全身に受けて
庭にちりばめられた白や青の星たちがいっせいに微笑みかけた。
その耀く光景を忘れない。
まだ花の名も知らなかった頃だけれど・・・・。
                 
         

バラの植木鉢に新顔がそだっていた。もうしばらくで咲きそう。紫花菜と思いたいけれど、
葉がちがうかも。ハルノノゲシのような黄色い花か・・?見守りたい。

いつも花畑を見にこられるBさんが来られた。少し年配の、しゃきしゃきとお元気な方だ。
「地震、怖かったね。私なんか一人だから、上着は普段着で寝ていたのよ」と。
Bさんがおひとり暮しなのを初めて知った。
「うちはいまだにズボンもはいたまま」
「でも、電気もガスも水もあって恵まれてる。被災地のことを考えたら・・・」
せめて、自分にできる小さなことを実行し、いつも被災地に思いを寄せていること。

白一色の日本水仙がまっさかり。香りが強い。
「Bさん、水仙の香りはお好き?  少し切りましょうか?」
つぼみもあるところを3本ほど、メランポジウム、オステオスペルマム、
そしてハナニラ。少しずつ小さな花も混ぜてお渡しした。
素敵というにはほど遠い花束だけれど、ささやかな花畑があってよかった。
時にはこうして何人かの方と交流がある。

  

東北の被災地にも、時が来れば、何かの種が芽生え、花が彩る日がきっときます。
せめて、自分にできる小さなことを実行し、いつも被災地に思いを寄せていたい。
         
                      アマナの群生

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