「早々と」と、感じるのは、このところあまり外歩きしなかった私の思いだけでしょうか。近くの野原に出ると、アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)が、もうピンクの花をにっこり。いろいろなところに子孫を殖やしています。
シロツメクサも、緑と白の花模様の絨毯を広げて。風が、香りを運んできます。
本当に自然は元気!
見回せば、リラも楠若葉も、マロニエも薔薇も、ツツジもみんな萌えている。
「五月禮讃」 、 輝き、弾むような晶子 三十七歳(!)の詩が聞こえてくるようです。
”五月は好い月、花の月、
芽の月、香の月、色の月、
ポプラ、マロニエ、プラタアス、
つつじ、芍薬、藤、蘇枋、
リラ、チューリップ、罌粟の月、
女の服の かろがろと
薄くなる月、恋の月、
(以下略。与謝野晶子「五月禮讃」より。)”
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