薔薇が、ハラリと花びらを崩したので、拾い集めて捨てようとすると、その花びらが香っていることに気がつきました。(ふしぎ・・・・、咲いているときには、あまり香りはしなかったので・・・。)
散った今は、ぴーんと張りつめたような深い香りが漂っています。
薔薇は、芯の付け根のところに香りをためていたのでしょうか。
無印閉店の時買った透明のアクリルケースに入れました。空気が動くたびに香りがたち・・・・・
それは何かひとつの暗示のようにも思えました。
目立とうともせず、密やかに美しく生きた人から、ふだん無意識に受けていたものが、ふと香るような。
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咲いたときよりも深い香りを残してゆく。人の一生にも似ています。目立とうともせず、密やかに美しく生きたひと… いつまでも、ふと思い出される。ルピナスさんのやさしさ、ていねいな生き方。
良いお話しをありがとうございました。薔薇の香がこちらまで届きました。
花も人も、そこはかとない香りを残せるという幸せ。
我が家の薔薇は、自らの生命力で咲いてくれています。ちゃんと向き合ってやれたら、”もっと素敵に咲けるのに~~”と思っているのかもしれません。
ひとり遅れてきたウェスターランドが、しっとりとオレンジ色のつぼみを開きましたよ。