「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

ビワの実 熟れる

2007-06-07 | 葛西スケッチブック

          ”びわは
           やさしい きのみだから
           だっこしあって うれている
           うすい 虹ある
           ろばさんの 
           お耳みたいな 葉のかげに
                              ~” まど・みちお
   
 通りがかりの道に、ビワの実が鈴なり。昨年11月頃、”コサージュ”のような花をさかせ、木の下をほのかに香らせ、半年かかって実ったのだ。
”ロバさんの耳”のような葉も、こわごわと茂らせて健在。”お日にぬるんだ”実を並べ合ってわらっている。
「ビワが鈴なりねえ」
見上げるみんなも、 笑顔をかわして通っていく。

           
 そこには、何十年も前から、ビワの木はあった。実生から自然のままに育ったようだ。
ささやかな日々の値が、長い年月の果てに、こんなにたくさんの実を結び、旬の時を迎えたのだ!
店頭に負けないないくらい立派だよ。おめでとう。

 

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7 コメント

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おめでとう ()
2007-06-08 09:15:53
 こんなにたくさん! 線路際の枇杷の木は、ばっさり伐られ今年は余り良くありません。

 革細工のような肉厚の葉っぱ、濃い緑、黄金色の枇杷の実、らくだ色の花、枝のフエルトも味わい尽くしたい。 ここまで書くと匂いまでしてきました。 思い出させてくれて。 ルピナスさんにありがとうを。

 

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ありがとうございます (ルピナス)
2007-06-08 15:01:53
蛙さま
私もビワの絵を思い出させてもらいました。トルコブルーの花瓶も、やわらかなビワの実の色も、もう一度呼び戻してくれてうれしいです。

蛙さんのブログは、心深く深く、そしてアクティブな展開もあって、毎日、”学んで楽しませて”もらうことがいっぱい。
なかなかコメントできなくてごめんなさい。
(清川先生の新刊、11日配本で、書店には、来週後半には並ぶようです。)
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書き忘れました (ルピナス)
2007-06-08 15:06:19
蛙さまTB もありがとうございます。
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Unknown (Unknown)
2007-06-08 20:22:38
全く、関係のない話で、ごめんなさい。
最初に謝っておきます。

まど こみちお さんに目が行ってしまいました。

ドロップスのうた
やぎさん ゆうびん 
一ねんせいになったら 
ふしぎなポケット 

素敵な歌たちですね。

こうした 優しい 歌たちを 創ること、
人の優しさとは・・・

簡単に答えは出ませんが・・・

「だっこしあって うれている」

優しさって良いですね。

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お詫び (オコジョ)
2007-06-09 18:48:40
上のコメントはオコジョです。
たしか名前を入れたはずなのですが、・・・

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おめでとうございます。 ()
2007-06-10 09:33:36
 いよいよですね。 ご出版おめでとうございます。 多くの方が関わって、蚕が糸を紡ぐように、こつこつと編まれた一編ずつを、心込めて味わいます。
 たのしく拝見します。ありがとうございました。おつかれさま。
返信する
オコジョさんへ (ルピナス)
2007-06-10 21:41:20
お気になさらずに、どうぞ。こんなに感性のあるコメントはオコジョさんに違いないとおもっておりました。
まどさんの詩は、優しくあたたかくて大好きです。
「喜んでいるのだろう」と言う詩を、いつも考えます。
”~で 人間よ
 もちろん きみも
 喜んでいるのであってくれますように!
 自分がちょうど人間くらいに
 人間にして貰えていることを ”
          「せんねん まんねん」より
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