「・・・数のひとつになさってください」
以前、素敵なストールをおみやげにいただいたとき、添え手紙にあった言葉。
押しつけがましくなく、自然体で、そこはかとなく相手へのおもいやりにあふれていて、感心してしまった。未熟な私の辞書にはまだなかった言葉。
「いえいえ、数のひとつだなんてとんでもない。私のとびきりの一枚にさせていただきます」
事実、そんなに物持ちではない私は、そういって大切に使っている。
軽やかな色糸を連ね綴じてあるので、春先の今頃になっても、ほどよいあたたかさで重宝している。
春一番が吹き荒れた日、首に巻いて買い物に行った。強い風のなかで、ふわっとやさしいあたたかさが襟元を包んだ。
心が内側に向いてちぢこまっているこの頃、数のひとつどころか、私にとって極めつけの一枚は、心を外に開ける元気を湧かせてくれるような気がする。
以前、素敵なストールをおみやげにいただいたとき、添え手紙にあった言葉。
押しつけがましくなく、自然体で、そこはかとなく相手へのおもいやりにあふれていて、感心してしまった。未熟な私の辞書にはまだなかった言葉。
「いえいえ、数のひとつだなんてとんでもない。私のとびきりの一枚にさせていただきます」
事実、そんなに物持ちではない私は、そういって大切に使っている。
軽やかな色糸を連ね綴じてあるので、春先の今頃になっても、ほどよいあたたかさで重宝している。
春一番が吹き荒れた日、首に巻いて買い物に行った。強い風のなかで、ふわっとやさしいあたたかさが襟元を包んだ。
心が内側に向いてちぢこまっているこの頃、数のひとつどころか、私にとって極めつけの一枚は、心を外に開ける元気を湧かせてくれるような気がする。
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