7階ロビーに飾られた享保雛です。寸法55センチというその大きさ!
下に控えた五人囃子がほぼ普通の大きさのようですので、その大きさがわかるというものです。
女雛のお袖の長く豪華なこと。唐獅子牡丹という刺繍にも。
それが、230年余も保管されてきてなおこの美しさということにも感動です。
「関西の地方都市のもの」だそうですが、大切に大切に飾り継がれて今に至ったのでしょう。
お近くに行かれたらぜひ少し足を延ばされてみてはいかが。東京駅北口、オアゾの上にある
丸ノ内ホテルのロビーです。
ロビーからの中庭の眺め。
高層ビル群の無機的な中にあって、空中庭園のような緑に心が吸い込まれます。
どんよりとした暗い空、風が痛いほど肌を刺す、雪の少ない年ではあるがこんな日には必ず雪が舞う。
道路の雪は運送の轍の後をクッキリと残し人通りのない横道は白一色の雪景色と変わる。
よく見ると、チョンチョンとかわいらしい小鳥の足跡がきまりよく落葉松の根元まで続いている。
時にはリスがスルスルと高い冬木立を上り下りするのが眺められる。
赤松の枝は雪をかぶってその重みにじっと耐えているようだ。
千ヶ滝の冬は退屈で厳しいけど冬の細やかな自然に接することのできる季節でもある。
(平成10年頃)
久しぶりに行った一之江境川親水公園です。
ハンノキの仲間でしょうか。木の花は地味だけれど、今年ももう春はほんの近くまでと、教えてくれています。
清新町緑道にもお仲間が…ヤシャブシ。
そして水辺の木々は密やかに蓄えている。わっと萌え出る日のために。
マンサクは白茶色の枯葉を盛大につけたままだけど、ヤナギはもう、目覚めている。
やわらかに柳青める~一之江境川親水公園です。
そういえば、行船公園には、「銀座の柳」2世が植えられていましたっけ。