オシロイバナの別名は「夕化粧」とも言われるほどに、ーー夕刻から美しく咲きだすために備えています。
雨の日の昼ごろとあって、今は待機ムード真只中。
おや、とても大切なもののように、黒い実を、そっと抱いています。
黒い実を割ると、中には白い粉(胚乳)が入っています。昔の子どもたちは、それを顔に塗っては
おしろい遊びをしました。
ちなみに、花の名を、白粉(おしろい)花と名付けたのは、江戸時代の博物学者・貝原益軒だそうです。
これはもう、オシロイバナの森とでも呼びたいくらいに茂っています。
近くのゼラニウムも雨粒を湛えて。
昼は消えつつ ものをこそ思へ ーーー梅雨明け、まだかなあ~ ♪~
☆たった今、初蝉を聞いた! 2016・7・23ーAM9:21 ☆