雨上がりの空、特に珍しくもないのですが、時々空を見上げるのは、広く大きな自然に心ゆだねたいから~?
ところで、いつも楽しみに拝見しているmannmoさんのブログ”夕焼け 光のshow”
素晴らしかったです。
勝手にリンクお許しください。
”葛西親水四季の道”馬頭橋付近を歩いていたら、この花に出合いました。
群生とはいかず、「まあ、どこから~」という感じです。
何処にあってもちゃんと季節を知らせてくれる。
どんなお洒落さんのまつ毛も、この蕊にはかないません。
この植込みの脇のちいさな流れに、細長い魚が群れで泳いでいます。
すばやくて我がカメラではボケボケですが・・・
見当をつけてはいたのですが、通り掛かったおじさん達の会話の、
「これはボラだね」に、やっぱり!
ここの水は、吃水域の江戸川から引いているそうです。
元気で大きくなっている様子。ボラは同じ水源の新川にも群れでいます。
傘を差して歩いていると、地面にオレンジ色のぽつぽつが・・・? 中央公園です。
おやっ、なになに!思わず見上げた目に映ったものは。。。。!!!。。。☆””
キンモクセイ! ☆”” もう? あまりに早いので、びっくりです。
キンモクセイと言えば~~毎年、10月1日頃、なんだか空気の中に一筋の香りを感じて、「ああ、今年もキンモクセイの季節がきたのだなあ」~と思った次の日には、もう街中何処を歩いても、甘い香りに満ちている~~そんな登場だったのに。
行きは雨の中で、あまり香りはしませんでしたが、帰りには晴れて、少し甘い香りを感じることもできました。
帰ってきて、近所のキンモクセイをチェックしに。
過酷な夏に耐えてきたその木は、まだ沈黙を守っていました。
中央公園のキンモクセイは、大木の立ち並ぶ木陰にあって、かえって猛暑から守られていたのかもしれません。
いつもより、半月も早いお目見えでした。
銀座コアビル〇階エレベーターから眺めた4丁目付近の御向かいです。
そして、いつもの4丁目角の花屋さんへーー。ここの花に合うのが、いつもたのしみです。
秋めいたカラーの花たちがあふれています。
花も実もリンドウも。
すぐお隣はーー華やか過ぎずふんわりと秋をお知らせ。
肝心のところがずいぶん壊れてしまっていますが、これは機織り道具の杼(ひ)です。
経糸(たていと)の間に、サッと緯糸(よこいと)を滑らせて通す道具です。
母は99歳で亡くなりましたが、母の母=私の祖母が機織りで使っていたものの名残りです。
長さ約250mm 、幅約40mm、 高さ約25mm
祖母は2男6女を育てましたが、戦死したり早逝したりで、残ったのは、長男の伯父、次女の伯母、6女であった母の三人です。今はみな思い出の中の人となりました。
祖母の記憶も、ただ記念写真に納まっているような姿でしかないのですが。
機織りをして一家の衣を賄い、畑や味噌たき諸々~~と、昔の人は、働き者だったですね。いとおしい・・・。
その血筋を引いた母。
その娘であるのに、怠け者のわが身ーーファイト!です。
杼を持ってみるーー滑らかな堅い木膚のなんと柔かな語りかけでしょうか。