ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

紅・白・黄の花の競演 ~青空の柳瀬川の土手で~

2022-03-15 | 散歩

昨日14日は、まだ3月というのに、夏日のような日に

なりました。

柳瀬川の河津桜が散ってしまっては大変とばかりに

出かけてみました。

川沿いの土手から、桜の木をみやると、何と、白と黄色の

花のアーチの向こうに、うす紅色の花が見えています。

偶然とはいえ、自然の粋な計らいです。

今まで気づかなかっただけなのかもしれませんが、

何ともうれしい光景です。

サンシュユ、モクレンそして河津桜のコラボです。

 

左手にはサンシュユ。

青空のもとで、黄色が際立っています。

幸せ色の黄色が鮮やかです。

温かいです。

 

右手にはハクモクレン。

花が空に向かって咲いています。

陽の恵みを受け止めようとしています。

清らかです。

土手沿いの散歩道から見ると、

花が後ろ向きになっているのがちょっと残念です。

 

主役はやはり薄紅の河津桜です。

2本の河津桜。

小ぶりでも、華やかな風情です。

見て欲しい、春を祝ってほしい、そんな気持ちを

感じます。

 

枝に止まっているのはヒヨドリかもしれません。

いろいろな小鳥がきては、花をついばんでいました。

 

薄紅の花には、秘めた意志を感じます。

たぎる思いを感じます。

それは、私たちの憂いと悲しみの裏返しの

思いなのかもしれません。

 

道沿いに、オレンジ色の蕾をつけた白い樹肌の

木が静かに立っていました。

よくわかりませんが、あるいはヤマモモかもしれません。

みな精一杯生きています。

この自然、大地は人間だけのものではありません。

すべての生き物の命が育まれています。

忘れていないか、そんな思いがしていました。

 

コメント (2)
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