恒例の消防団の出初式です。都内各地で行わ
れています。今年も東村山市の出初式に行って
みました。
整列する団員、分団や車両行進、消防機器
などを見ていると、弟のことが思い出され
ます。
体も大きく、活発で運動が好きだった弟は、
ふるさとで消防団の団員を務めていました。
「仕事中でも出動要請があれば行くことに
なる」と、弟から、会うたびに火災出動の
話をよく聞かされたものでした。
健在であれば、今頃は分団長などのリーダー
になっていただろうと、寂しさと懐かしさ
が入り混じった思いにとらわれます。
弟との別れから12年が経ちます。
あんなに丈夫だった弟が先に旅立って
しまうとは、いまでも信じられません。
小さい子、特に男の子は消防車を見るのが
好きですね。今年も近くの保育園の園児たち
でしょうか、保育士の先生に連れられて、
たくさん見に来ていました。
カラーガーズ隊の演技のときは、前に出て
みることができます。
楽しそうに、かつ一生懸命に見ていました。
式のハイライトの一斉放水です。
いつのまにか出動服に着替えた
消防団員が、車両を集結し、ホース
を接続。準備が整ったところで、
合図とともに放水が始まります。
放水がきれいに揃ったところで、
あっという間に放水終了です。
ハシゴ車のてっぺんに取り付けられた
くす玉が割られ、万国旗が風にたなびき
ました。
災害はいつ襲ってくるか分かりません。
南海トラフ地震、首都圏直下型地震など
の発生は高い確率で予想されています。
消防団の役割に期待しつつ、私たち自身
が「備えあれば憂いなし」を肝に銘じて
おかなければなりません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます