今回の旅は蘇州から始めました。蘇州は古くから江南地方の主要な都市として栄えてきました。今から約2500年前の春秋時代には呉越の戦いで有名な呉の都が置かれていたという古い都市です。その後いろいろな変遷を経て北宋時代(960年~1127年)に平江府と呼ばれるようになりました。この「平江」という名称は、今も蘇州古城内に残っています。
蘇州は昔から運河と街が隣り合い、水陸の道が併行して走っている碁盤の目のような構造の城郭と街並みであったことが、古地図からも分かるようですが、蘇州古城の中で最もよく古い景観が保存されている地域である「平江歴史街区」は、唐宋時代の街並みの構造が引き継がれているそうです。この歴史街区にはいろいろと見所があるようですが、今回は平江河と平行して続く平江路を散策しました。河岸には明清時代の建物が並び、静かで穏やかな雰囲気でした。
水路が多いので橋も多くあります。橋はすべて石造りです。
蘇州の運河は、最近まで水質が悪化して悪臭を放っていたそうですが、浄化作業が進んで、今ではきれいになっています。
蘇州は昔から運河と街が隣り合い、水陸の道が併行して走っている碁盤の目のような構造の城郭と街並みであったことが、古地図からも分かるようですが、蘇州古城の中で最もよく古い景観が保存されている地域である「平江歴史街区」は、唐宋時代の街並みの構造が引き継がれているそうです。この歴史街区にはいろいろと見所があるようですが、今回は平江河と平行して続く平江路を散策しました。河岸には明清時代の建物が並び、静かで穏やかな雰囲気でした。
水路が多いので橋も多くあります。橋はすべて石造りです。
蘇州の運河は、最近まで水質が悪化して悪臭を放っていたそうですが、浄化作業が進んで、今ではきれいになっています。