上海の明明からメールがありました。
爺爺
おはようございます。
月曜日から、中国国内出張で、ばたばたしていました。
昨日、上海に戻ってきて、会社で溜まった作業をしていて、忙しかったです。夕べ9時ごろ寝ました。
誕生日プレゼントなど、いろいろお気を使っていただき、ありがとうございます。
小包がまだ着いていないですが、楽しみにしております。
明明
簡単ですが要領を得た近況報告です。明明は西安の李真や謝俊麗、袁毅などと同じように、西安の外国語学院日本語科を卒業し、これも李真たちと同じく西安中国国際旅行社に就職してガイドになりました、2003年ごろから西安やその周辺に旅行する時には、いつも李真の世話で私のガイドをしてくれましたが、通訳としての力は優れていました。それにとても熱心で、意味の分からない日本語があると尋ねてメモしていました。その後数年前に志望して大阪のある商社に入り、いろいろと苦労したようですが、今ではその商社が作った上海の会社に出向いて、通訳や翻訳の仕事をしています。それで日本語の力はいっそう上がっているようです。
李真たちも日本語がうまく、話す時はまったく気にならないのですが、メールなどに書く時には時々中国人特有の誤記や訛りが出ます。しかし明明にはそれがほとんどありません。
明明についての心配は、ちょっと婚期を逸しかけていることです。この11日には誕生日を迎えましたが、もうアラフォーです。日本では少なくないのですが、上海や北京などの大都会では女性は30歳を越すと、結婚の機会を見つけることはなかなか難しいようです。上海などでは親が子供の婚活を熱心にするようですが、明明の母親もやったようです。父親はイスラム教系の回族、母親は漢族で、本人は背丈もあり美人でもあるのですが、婚活状況はなかなか厳しいらしいのです。本人にもその気はありますが、今は仕事に追われているようです。日本人の男性で40歳くらいの人がいないかと考えることがあります。