中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

明明

2012-11-12 20:34:59 | 中国のこと

 上海の明明からメールがありました。 

 

爺爺

 おはようございます。

 月曜日から、中国国内出張で、ばたばたしていました。

 昨日、上海に戻ってきて、会社で溜まった作業をしていて、忙しかったです。夕べ9時ごろ寝ました。

 誕生日プレゼントなど、いろいろお気を使っていただき、ありがとうございます。

 小包がまだ着いていないですが、楽しみにしております。

明明 

 

 簡単ですが要領を得た近況報告です。明明は西安の李真や謝俊麗、袁毅などと同じように、西安の外国語学院日本語科を卒業し、これも李真たちと同じく西安中国国際旅行社に就職してガイドになりました、2003年ごろから西安やその周辺に旅行する時には、いつも李真の世話で私のガイドをしてくれましたが、通訳としての力は優れていました。それにとても熱心で、意味の分からない日本語があると尋ねてメモしていました。その後数年前に志望して大阪のある商社に入り、いろいろと苦労したようですが、今ではその商社が作った上海の会社に出向いて、通訳や翻訳の仕事をしています。それで日本語の力はいっそう上がっているようです。

 李真たちも日本語がうまく、話す時はまったく気にならないのですが、メールなどに書く時には時々中国人特有の誤記や訛りが出ます。しかし明明にはそれがほとんどありません。 

 明明についての心配は、ちょっと婚期を逸しかけていることです。この11日には誕生日を迎えましたが、もうアラフォーです。日本では少なくないのですが、上海や北京などの大都会では女性は30歳を越すと、結婚の機会を見つけることはなかなか難しいようです。上海などでは親が子供の婚活を熱心にするようですが、明明の母親もやったようです。父親はイスラム教系の回族、母親は漢族で、本人は背丈もあり美人でもあるのですが、婚活状況はなかなか厳しいらしいのです。本人にもその気はありますが、今は仕事に追われているようです。日本人の男性で40歳くらいの人がいないかと考えることがあります。

 

 

 


徒然雑草

2012-11-12 07:33:03 | 身辺雑記

11月9日

 ○カナダのあるドラッグストアチェーンが11月の第1週から店内でクリスマス音楽を流し始め、まだ買い物客からどこへ行ってもクリスマス音楽がエンドレスに流れていて、店に足を踏み入れるだけでうんざりする。2カ月も続くなんて正気の沙汰じゃない」などという苦情が続出した。「苦情を受けてチェーンではクリスマス音楽を当面の間全て中止することにした。いくらキリスト教国でも11月からクリスマス音楽とは行き過ぎだと思う。洋の東西を問わず少しでも早く売ろうという商魂がたくましいが、チェーン店で働く店員からも「(1日中クリスマス音楽を聞かされ続けて)気が狂いそうになる。店員のクリスマス気分はすっかり失せる」などの投稿が寄せられたそうだ。日本でもただでさえ気ぜわしい歳末、忙しさをかき立てるようなことは自粛してほしいと思う。 

11月10日

 ○近頃、ウイルス感染したパソコンから遠隔操作で犯行予告が書き込まれた事件で福岡県の29歳の男性が誤認逮捕され、27日間勾留されたが釈放され不起訴となった。東京地検はこのほどこの男性に補償金を支払うと通知された。また同じく誤認逮捕された津市の28歳の男性にも補償金を支払うことを津地検は決定した。保証金は法務省規定で拘束日数に応じて支払われ、1日当たり最高1万2500円だそうだ。

 逮捕された人達の職業は不明だが、27日間も勾留されて、金銭的にも精神的にも逸失したものは少なくないはずだ。それに対して上限が1日当たり最高1万2500円だそうで少な過ぎると思う。まさか勾留中の「食費」などの諸費を差し引いたのではあるまいが。 

11月11日

 ○橋下「日本維新の会」代表は遊説先の広島市で記者団に、広島市などが訴えている核兵器廃絶については、「日本は国連の安全保障理事会の理事国でも何でもない。日本は平和ボケしすぎている。国際機関の中で無視されている中で、廃絶といっても誰ができるのか」と指摘したそうだ。よりによって原爆被爆都市の広島市でよくも言ったものだ。被爆した妻が生きていたら激しく憤るだろう。あの時の惨状も知らず、被爆者の心情を逆撫でするような彼こそボケていると思う。街頭演説で胸を張って、核廃絶を言う広嶋市民に話せるのか。ウルトラ右翼のこの人物、国政の「第3極」とか言われて少なからず調子に乗り過ぎているのではないか。 

 ○昔勤めていた高校で担任をした17回生という学年の「入学50周年記念同窓会」があり、出席した。男子69名、女子49名、合わせて118名の出席があった。旧職員も9名出席。20余名の幹事達は春から6回も集まって準備したようだが、パンフレット作成や議事進行など非常によくできていて感心し、幹事達の献身的な努力があってこそこの会があると強く思った。17回生の彼らは今年で65歳になるが、やはり500名余の中で、物故者は1割近くあり、私のクラスでも53名中5人が亡くなっていて、名簿を見ながら一人一人の顔を想い出して胸が痛んだ。この学年の担当教師も学年主任をはじめ4名が亡くなっていた。欠席の教師のコメントも添えられていたが、やはり年齢なのだろう、「入院中」、「歩行すると呼吸困難」、「字が思い通り書けなくなった」、「心臓病」とかあるので、我が身を顧みて考えさせられたことだった。