中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

徒然雑草

2012-11-20 07:44:48 | 身辺雑記

11月17日

 ○「立ち上がれ日本」から横滑りした「太陽の党」が解党し、「日本維新の党」に合流することになった、名古屋市長が代表の「減税日本」は15日に「太陽の党」との合流を発表したばかりなのに袖にされて蚊帳の外に置かれた。外から見ていてもよく分からない合流劇だ。

 新しい党は「日本維新の会」で、代表は石原氏になるのか石原橋下共同代表になるのか、両党の政策を見てもどこまで一致するのか不明だが、いずれにしても、民主対自民の争いにマスコミの言う「第三極」として老若二人のウルトラ右翼政治家が牛耳るこの政党が加わるわけで、何かため息が出る思いがする。ドタバタ劇はしばらく続くのだろう。

 11月18日

 ○今朝の『毎日』紙の一面トップには大きく「維新、太陽と合流」とあり、石原代表と橋下代表代行が握手している写真も大きく載せている。これが今一番大きな政治ニュースなのかと興ざめする。マスコミはあくまでも「第三極」に肩入れするのか。「第三極」が民自公と「対極」にあるとは思えない。同工異曲ではないか。対極にあるのは議席数は少ないが、共産党や社民党だ。太陽と維新の政策の違いについて橋下代行は「既成政党に比べれば一致している」と他党からの「野合」批判に反論しているが、相変わらずの減らず口だ。石原代表はかつて都知事時代に、他党から「維新の会」に流れた国会議員団について、「あの顔ぶれじゃ周りもちょっと失望するんじゃないか」と述べ、同党の支持率低下につながっているとの見方を示したことがあるが、「太陽の党」、かつての「立ち上がれ日本」の議員達はどうだったのか。石原代表だけが口喧しく動き回り、他は鳴かず飛ばずで存在感があったとは思えない。

 

 ○昨日、長男が仲間と組んで鈴鹿サーキットで開催された「8時間耐久レース」に出場したそうだ。4人一組で1人2時間ずつ走るのだが、強い雨が降ったそうだ。500組が参加したそようだが、元気なことだ。息子は3日前に中国への出張から帰ったばかりだし、今日は岐阜へ干し柿をつくるための柿を買いに行ったと言う。51歳。エネルギッシュなのには感心するが、出張や会社にいるよりも気分が晴れていいと言っていた。 

11月19日

 ○今朝の『毎日』紙の一面トップは同社の世論調査の結果で、大きく「自民17% 維新13%」とあり、その左にに少し小さく民主は12%とあった。衆院比例代表の投票先を聞いたものだ。大きい数から順にならべたのだろうが、維新の取り上げ方が大きいのは、いかにも今の新聞らしい。支持政党についての回答を見ると、自民17%、民主11%、維新10%となっている。それにしても「世論」とは何を根拠にして支持政党を決めるのだろうか。順位はともかく、自民にしても維新にしても、ウルトラ右翼の人物が率いる政党になぜ支持が多いのか。なぜ日本はこんなに右傾化しているのだろうと弟は言っていた。 

 

 ○あるツイッターに「『第三極』という言い方は、ちょっと洒落た選択肢みたいに聞こえて、現状の諸政党の実態と乖離していると思う。『諸派』という端的な言葉があるんだから、そっちを使ってほしい」とあった。同感。