くるくるおにぎり日記

日本で唯一市販された
ロータリーエンジン搭載オートバイ
スズキRE5!
走っていじって楽しみま~す!

RG250E 一号機 エンジン組み立て編 その6

2016-05-13 22:05:13 | RG250E
今日はGWの休日出勤の代休!
ただ、会社に所用があったのでXEでひとっ走り

さて、天気が良いのでサクサク作業は進みそう♪


前回はここまで出来てました


畑の秘密基地から持ち帰ったシリンダーヘッドに、ドロドロヘドロも綺麗さっぱりのサイドケース
これからセッティング変更するキャブレター等々


シリンダーのリードバルブ付近を留めるボルト
メッキなんだね~


めちゃ綺麗なシリンダーとピストン


ヘッドガスケットは一枚ものだけどひっくり返すと数枚重ねてあります
フルパワー仕様は薄手のガスケットで圧縮比を上げているらしい(あくまでも風の噂というもので)
ヘッドの燃焼室もカーボンを落としてスッキリ
フレームにボルト止めしてあるホーンを外してヘッドを載せます
固定のナットは対角均等に締めていきます


当時としてはプラグは冷え型の9番(NGK)
点火方式がPEIからかプラグがかぶる事は皆無


インテークマニホールドを嵌めこむ
このバンド、銀メッキは本来スポーク仕様が装備!キャスト仕様は黒メッキとなります
極初期のキャスト車は、スポークの部品が使われてます


キャブレターはセッティングを変更しました
シリンダーの掃気ポートの段つきを削ってあるので掃気効率が向上し
ノーマルセッティングではガスが濃すぎるのですよ
キャブは左右で連結してあります 取り付けはエアクリボックスをフリーにしておくのが肝心


左キャブのピストンには丸い凹み


  ↓

ニードルの位置は3段目から2段目へ


さて、オイルポンプの調整がやっとできます


左キャブの点検窓のボルトを外しスロットルを開けていくと
ピストンの丸い印が現れます
その時に


オイルポンプのレバーの刻印とボディの合わせマークが一致すればOKですが
これでは噴出量が少ないです


アジャスターを緩めて刻印が一致するように調整します 合いました 


ポンプカバーを取り付け、ケースカバーにクラッチレリーズとワイヤーをセットしてからカバーを
取り付けます  チェンジペダルも忘れずに


エキパイとマフラーのジョイントラバーも新しく


思った以上にカーボンの体積が見られるエキパイ部分
入口は湿ったカーボンで出口側はカラカラサラサラなカーボンでした お猪口一杯ぐらいかな


磨き終わったエキパイ等
連結部カバーはキャスト仕様で、スポーク仕様と異なる部分


左右のエキパイ取り付けが完了


ようやく形になりました (ノ≧∀)ノわぁ~い♪


タンクとサイドカバーを取り付けて完成!
後は週末に届くギアオイルを入れればエンジン始動できるわけで
早く来い来いギアオイル
あ~変な音がでませんように お願い(人'д`o)

RG250E 一号機 エンジン組み立て編 その5

2016-05-07 21:09:19 | RG250E
昨日、連休明けに入ると思われたピストンピンのスナップリングが入ったので
朝から組み立て始めたよ


まずはオイルポンプを取り付けるため仮止めしておいたドライブスプロケを外しておきます


オイルポンプにはあらかじめシリンダーへのオイルチューブを差し込んでおきます
オイルポンプのガスケットに裏表は無いけど、向きはあるので注意


ポンプは長短二本のビスでとめます
チューブの取り回しは画像の通りで
ちなみに二本のチューブは同じ長さなので、長く出ているほうを右シリンダーへ


ボーリングされたシリンダー内へピストンリングを嵌めこんでみます
リングの合い口隙間はおよそ 0.27ミリ


リングはトップとセカンドの二本で
トップにはキーストンリング(断面参照)


前回用意し忘れた(在庫であると過信してました)スナップリング


20数年前に部品を大人買いした頃の小端ベアリングとピストンピン


コンロッドに組む前にリングとスナップリング組んでおきます
注意点はスナップリングは隣り合わせのピストン側に先に入れときます
逆にしちゃうと大変なことに アチャー(´・ω・`)


左側を組もうとしてピストンピンを袋から出すと
(*゜Д゜) アレ? 錆が出てるよ
長年保管していたつけがまわったのか?
まっ、落とせる程度なので良しとするか ダイジョ――(`・д・´)――ブ


ピストンを取り付けてからもう片方のスナップリングを取り付ける訳だけど
クランクケース内に落とさないようにウェス等で塞いでおきます


ピストンを取り付けたら いよいよって感じやね~


リードバルブは古いガスケットが残っていたので粗方取り除いたら
オイルストーンで仕上げます
右が仕上げ後、左が仕上げ前


新しいガスケットは薄めのサーモンピンク
ちなみにポートはちょっぴり加工してあります
これだけだけどキャブの再調整は必要なり


シリンダーパッキンには組み付ける前にオイルを馴染ませておきます


右シリンダーから組んだんだけど、あっけなくはまったって感じ
ピストンのリングを嵌める溝にはポッチがありリングの合い口部分が
ちょうどくるようにするのが結構たいへん
それ用の工具もあるけど、握力まかせで (*`д´)b オッケー


左シリンダーは窮屈なところに手を突っ込んでの作業なんで
ちと苦労しやした (´゜∀゜`;)


ふっと考えたら   シリンダーヘッド   どこいったんやろ キョロ(「・ω・ )キョロ( 「・ω・)キョロ
そういえば、畑の秘密基地に転がっていたような
と言う訳で午後は秘密基地へ


ありましたよ シリンダーヘッド!

秘密基地からの戻る途中にいつもの自転車屋さんに頼んでいたRGの部品を取りに寄ると


ヒデのミニフリー号
耳つきタイヤを組んでいるそうな
へぇ~まだタイヤあるんや  調整が難しいてゆうてはった


帰りは裏妹子に寄って、コーヒーとドーナツでひと休み
GWの賑やかさはどこへやら閑散としておりました


まだ時間があったのでクラッチカバーの洗浄
ちまちまゴシゴシ面倒な作業だけどやっておかなきゃなぁ (ヽ´д`)グッタリ…
頼まなきゃいけない部品が発覚したので
完成は来週かな

RG250E 一号機 エンジン組み立て編 その4

2016-05-03 18:22:04 | RG250E
やっとお休みとなり作業に集中できそうやわ
ただね~玄関先のイチゴ畑に暴挙を働く鳥対策として
防御ネットの設営などで作業に移れたのは8時を回っていた


前回までの状態


ようやく見つけ出したキックアーム
結構ガタガタしてます 


問い合わせのあった耐ガソリン液体パッキン
優れものです


キックアームと一緒に出てきたジェネレーター


ベースは3本のビスで留めてあるだけ
外す前にケガキ線を入れていたのでそれに合わせて締め付ければOK!


ニュートラル線(青い線)はベースに挟まないように注意
配線の取り回しで難しいところはないです  ところが
ローターを組む際に必要な半月キーが見つからない あれ?(・ω・)
か細い記憶の糸を辿っていくと


ありました (^_^)v


クランク軸に半月キーを組み付けます


ローターを嵌めこんでナットで締めれば完成
ローターからの配線を取り回してから


エアクリーナーボックスを取り付けると


キックアームがボックスと干渉することが判明


ノッチをひとつずらせば問題なし


ドライブスプロケを仮組みして
ニュートラルスイッチ、クラッチプッシュロッドを組み込んで本日の作業は終了
雨が落ちてくる前に


RG二号機にCCISオイルを補給して


インパルスで『妹子の郷』までコーヒーブレイク
連休中ということもあり沢山の人で賑わってましたなぁ


明日はRE参号機でお出かけだな
山賊の中に紛れ込むのは楽しいぞヽ(^o^)丿♪


RG250E 一号機 エンジン組み立て編 その3

2016-04-30 18:10:38 | RG250E
先週のつづき
さて、今日にでも組みあがるかな (^^)


ガレージの奥から引っ張り出したRG一号機
さすがにエンジンレスの車体は軽い!
元々軽さが魅力のバイクだからね~


腰上のパーツ色々
ところが、ピストンピンのサークリップが見当たらない あれ?(・ω・)
これじゃあ腰上は組めないじゃん (´・ω・`)ガックリ


しょうがないので腰下のエンジンを車体に乗っけてしまいます
下だけだと軽いね~


ボルト4本で固定するのだけど
内2本には


スズキのSマークボルト
70年代以前のスズキ車にはSマークボルトが沢山使われていました


車体にエンジンが乗っかったので電装を組もうとしたのだけど
いくら探しても見つからない ( 「・ω・)どこ?
そうこうしている内にお嬢との待ち合わせ時間となり、本日の作業終了

夕方、ガレージの箱ちゅう箱を開けるが見つからない
以前に探していた部品部屋をもう一度探しにいくと


キックと共に見つかりました電装!
今日は時間がなく組めないけど、これでサークリップ以外揃ったので
明々後日には腰下は組めちゃうな(^_^)v

RG250E 一号機 エンジン組み立て編 その2

2016-04-23 23:39:08 | RG250E
さて、火曜日に届いたリフレッシュなクランクとボーリング(プラトー仕上げ)のシリンダー
いつ作業にかかるか思案していた
今日は天候にも恵まれ絶好のツーリング日和 ヤタ───ヽ(・∀・)ノ───!!
でわということでクシタニのコーヒーブレイクミーティングが岐阜でやるそうなので
復活したばかりのRG250 二号車で出発~
したけど、頭の中ではエンジン組み立てがぐるぐる
そこそこ早朝の走りに満足もしたので途中で引き返すことに
どっちみち明日も岐阜にいくから  まっいいか (^^)

先週はここまで組んでました


キックスターターシャフトを取り付けます
といってものっける感じかな


左が溶解したオリジナルなオイルポンプギア
右がヤフオクで落札したRGガンマのオイルポンプギアで、まったく同一


オイルポンプ本体で、外観はほとんど見分けつかない
ちなみに左がオリジナルで右がガンマ用
オイルホース口の形状が異なる程度なんだけどオイル噴出量が同一値かは不明なので
オリジナルを付ける予定


洗浄の終えたオイルポンプ一式
ブッシュは新しくします


左から新品、オリジナル、ガンマ用
材質的にオリジナルが異なるみたい
極初期のタイプでは、ブッシュとポンプの間にスラストワッシャーが入るようです


オイルポンプとキックのシャフトはお互いを押さえつけてる関係


クランクシャフトを下側のケースに嵌め込んだ状態


左右と真ん中のベアリングには回り止めのピンが打ち込んであります
ピンは前方に収まるところがあるので上のケースを嵌める時は要チェック!


クランクの真ん中のベアリングはミッションからのオイルが流入することで潤滑されてます


エンジン左側のシール類
スズキメカからの受け売りだけど、オイルシールの外周下半分に液体ガスケットを
薄く塗りつけるとオイル漏れの防止になるそうな


上側クランクケース裏側にあった製造年月日刻印
これによると昭和53年7月第2週製造みたいだね 


上下のケースがすでに合わさっているけど
合わせ面にガスケット塗ったりバタバタしてたら写真撮れんかった
順序とすれば、上ケースのボルト、ひっくり返して下ケースの細いボルト
太いボルトの順番かな


下側ケースのボルト配置


上下のケースの組みつけが終わったところ
やっぱ上下分割のケースはやりやすいなぁ (*´∀`*)ホッ


カムシャフトのギアを組み込みますが、小さな部品にスプリングなので ぴよ~んに要注意


キックスターター前半の組み付け
シャフトにスプリング、スタータ(プレート)を組み付け、シャフトにキックペダルを差込み


左回りで半周まわし


プレートを押し込み留める


ガイドプレートをボルトで留めておく
注意点として、キックシャフトを回してしまうと外れちゃう アチャー(´・ω・`)


固定プレートを留めていきます


チェンジシャフトを差し込みます


こんな感じ 完成


アイドルギアを嵌めこみます
スナップリングは、角が立ってる方が表側になります


プライマリードライブギアを取り付けますが
まだこの段階では本締めしてないです


クラッチのハブなんかは結束バンドでまとめておくと便利


組み付け前に洗浄して当たり面などチェック (@_@)


順番に嵌めこんでいきます
特に難しい作業ではないけど回り止めのプレートは新しくしていきたいね


クラッチのスラストベアリングも新しく


クラッチ板をセットして
6本のボルトで締め付ければ完成
プライマリードライブギアとドリブンギアの間に硬い木片をかませて
クランクシャフトのナットを本締めします


キックシャフトにドライブギアを取り付ければあと一歩


クランクケースにガスケットを合わせ


先にキックシャフトのオイルシールを新しいのと交換しておきます


ようやくクラッチ側が完成! (ノ≧∀)ノわぁ~い♪
しかし今日は時間切れ
明日、時間があればシリンダー組み込みまで出来るかな♪