教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

水辺に生きる

2012年08月18日 | 自然

雨が降ったりやんだり。
不安定なお天気のなか深い森へ出かけました。



ノギクの仲間がぽつぽつ咲いていて
ちょっぴり秋の予感・・。



時を惜しむかのように木から木へと移るセミたち。
目の前に飛んできてくれたのはヒグラシのメス



幼虫の食草ヤマノイモのそばにいたダイミョウセセリ
産卵場所を探していたのかもしれません。

この森には大好きな生き物がいるのです♪
期待をこめて水辺に向かうと



オオアオイトトンボがふわりと舞いました。

そして・・



いました~!
上陸したばかりのモリアオガエルの赤ちゃんです♪
体長15mmほどでしょうか、まだ少し尻尾が残っています。
あどけない表情☆産卵期からオタマジャクシ時代とこまめに
通い続けた甲斐があったというものです♪



水辺の木を見上げると
折り重なったヤンマ類のヤゴの抜け殻がありました。
2頭同じ場所とは、この高さがちょうど良いのでしょうか。



上のヤゴの主なのか大きな大きなトンボが息絶えていました。
次の世代を残すことができたのでしょうか。
セミのように幼虫時代が数年間の長期にわたるものもいるのだとか。
この豊かな水辺の環境がずっと変わらないことを願います。



大きなヤマアカガエルが飛び出してきてくれました♪
こんな出会いがあるから、蚊に刺され雨に降られても
夏の水辺に吸い寄せられてしまうのです。


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