教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

アオスジアゲハ秋空に舞う

2012年09月21日 | 生き物

前回の教室日
上郷森の家に隣接する横浜自然観察の森では
この季節らしい光景が見られました。

ヌルデの花の周りを素早く飛んでいたアオスジアゲハ4頭

時折絡み合い、つむじ風のように舞っていたのですが
どんな意味があるのでしょう。メスを巡って?縄張り争い?

甘い香りを漂わせるクズの花には朝露がおりて

日中は網をたたむはずのワキグロサツマノミダマシが
朝日を浴びながら大きな獲物にかぶりついていました。
サツマノミダマシの名は薩摩の実(=ハゼノキの果実)に
似ているところからつけられたのだとか。
ころっとしていて綺麗な黄緑色!クモの中でお気に入りです♪



水平に巣をつくっていたのは



半透明の緑色の脚が何ともいえないコシロカネグモ。
よく見かけるけれどなかなかうまく撮れません。



いつも何かしら生き物がいるニワトコの若木。
先端の葉が糸でつづられて丸くなっています。

からみあった糸玉に近づくと・・・



2mmほどの白いツブツブがぶわっと広がりました!
よく見ればたくさんの赤ちゃんグモたちです。

お母さんグモは・・・

すぐ近くにいました。ハシリグモの仲間でしょうか。
かなり近づいたのにまったく逃げなかったので
きっと生まれたての子供たちを守っていたのだと思います。

クモの巣にひっかかるたび秋の訪れを感じました。






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