前回の教室日
上郷森の家に隣接する横浜自然観察の森では
この季節らしい光景が見られました。
ヌルデの花の周りを素早く飛んでいたアオスジアゲハ4頭
時折絡み合い、つむじ風のように舞っていたのですが
どんな意味があるのでしょう。メスを巡って?縄張り争い?
甘い香りを漂わせるクズの花には朝露がおりて
日中は網をたたむはずのワキグロサツマノミダマシが
朝日を浴びながら大きな獲物にかぶりついていました。
サツマノミダマシの名は薩摩の実(=ハゼノキの果実)に
似ているところからつけられたのだとか。
ころっとしていて綺麗な黄緑色!クモの中でお気に入りです♪
水平に巣をつくっていたのは
半透明の緑色の脚が何ともいえないコシロカネグモ。
よく見かけるけれどなかなかうまく撮れません。
いつも何かしら生き物がいるニワトコの若木。
先端の葉が糸でつづられて丸くなっています。
からみあった糸玉に近づくと・・・
2mmほどの白いツブツブがぶわっと広がりました!
よく見ればたくさんの赤ちゃんグモたちです。
お母さんグモは・・・
すぐ近くにいました。ハシリグモの仲間でしょうか。
かなり近づいたのにまったく逃げなかったので
きっと生まれたての子供たちを守っていたのだと思います。
クモの巣にひっかかるたび秋の訪れを感じました。