教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ビロードのような

2012年09月27日 | 散歩

小さな池のある公園は大木が多く
日差しが強くても気持ちよく散歩できます♪



春はお花見でにぎわう桜の木が連なる丘で
ふと根元を見ると



手触りのよさそうなキノコがたくさん出ていました。
ちょっと食べることができそうではありませんか?



キノコ好きさんに教えられたとおり裏側もチェック。
まっすぐな軸は細め、かさはシイタケのようでした。
軸が空洞かどうか触ってみるのは忘れましたが
やっぱり毒キノコなのでしょうか。
→キノコ好きさんよりこれは“ナラタケモドキ”
と教えてもらいました。食べられるそうです!

上のキノコをみて連想したのがウサギの耳!



この公園にはウサギと鳥を飼っているので
早速見に行ってみました。
このふわふわ感、癒されます~♪



ウサギ小屋の前の地面でじっと動かなかった
このウラギンシジミのオスもちょっとビロードのよう。



たくさんいたルリシジミも



傷ついたアカボシゴマダラも表面がふわっ♪

ふわふわの正体は鱗粉で、翅を彩るだけでなく雨を弾き
匂いも発する!など重要な役割を担っているのだと知れば
むやみやたらに触れません。
子供の頃、モンシロチョウをつかんだら指に白い粉がついて
翅には指型がくっきり・・蝶に悪いことをした、と落ち込んだものです。

鱗粉について調べていたら鱗粉転写という未知の言葉が!
糊や蝋を使って直接鱗粉を紙に写し取り、腹部などは描く。
こんな分野があるとは知りませんでした~。衝撃です☆





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