教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

志賀高原から飯綱高原へ

2013年08月06日 | 自然

先日訪れた高原では、目当ての蝶にすべて会えたわけでは
ありませんが嬉しい出会いが多々ありました。



志賀高原の蓮池は標高1500m。
色づいた葉があったり聞いたことのない虫の音がしたり。



綺麗なセミを見かけました。
北方系のセミでコエゾゼミという名前だそうです。



ノリウツギの花にはフタスジハナカミキリ



シラカバの葉上にはナミオトシブミがいました。
40分後に同じ場所に戻ったらいなかったのですが
その間に揺りかごを作って地面に落としたのでしょうか。

ヒンヤリした志賀高原から標高900mほどの飯縄高原
逆谷地湿原へ。
非常に歴史が古い湿原で、4ヘクタールという小面積ながら
トンボ類や山野草が豊富、カエルもいるということなので
ワクワクしながら歩きました。



さすが湿原、入口近くから長靴でないことを後悔しました。
足元が濡れるのをのぞけば歩きやすい道です。
小鳥とセミの声がにぎやかです~♪

それにしても白っぽい蛾がものすごい数飛び交っています。



わっ、この卵塊ってチャドクガに似てる。この蛾、毒蛾なんじゃ・・?
不安になりあとで調べたら、これはマイマイガのようで
成虫はかぶれる心配がないそう。

途中綺麗な百合が咲いていたり小さな蛇が逃げていったり
いいこともあったのですが、嫌いじゃないけどこの蛾が気になって
蚊にも刺され・・。すぐ着いた展望テラスで一息ついたら
帰りは急ぎ足で車のもとへ行きました。
この時期ここへ行く方は長靴カッパ着用をお勧めします☆



明るい場所に出ると、ヒョウモンチョウの仲間や大きなヤンマ、
翅の先端が黒いトンボ、バッタの類が見られましたが
落ち着いて撮らせてくれたのはこちら。
あとで調べたところヨツボシヒラタシデムシという名前。
シデムシの仲間は黒くて湿った地面の上にいる、と思っていたので
半透明な翅に驚きました。北方系の虫だそうです。

年をおうごとにますます夏の高原が好きになります。




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