夕暮れ、メラタセコイアの並木道を歩いていたら
小さなセミに出会いました。
ヒグラシだと思うのですが
目の高さより低い位置にとまっていて、いくら近づいても逃げない・・。
あとで撮影画像をPC画面で見た時にその理由がわかりました。
セミヤドリガの幼虫がお腹にくっついていて弱っていたのです。
なので頭部だけ拡大してみました。
複眼が青くてナウシカに出てくる王蟲の目のようです。
さらに3つの単眼はピンク色に光ってとても美しいけれど
ストロボのせいなのか、具合が悪いせいなのか・・。
このセミの行く先を思うと複雑な気分になりました。
アオドウガネの眼もやや青め
瞳の可愛さでいったらこのイチモンジセセリ
クマバチの眼は大きくてピカピカ
このハチの眼は笑っているようでした。
体毛が白っぽく、蜜を吸うというより獲物を探しているように
見えたので「狩りバチ」の仲間で検索したのですが名前がわからず。
お尻のながーいこのハチはハナバチなのかな?
スズメバチの仲間の恐ろしげな目つきに比べたら
これらのハチは皆、優しく可愛らしい顔に見えます。
家に着く直前にパラパラと雨が降りだしました。
これからは折り畳み傘が必携ですね。