この記事は一般には不気味だととらえられがちな
生き物ばかりが続きます。
特に蜘蛛とイモムシが苦手な方はスルーして下さい!
蜘蛛の巣を避けるのがたいへんな季節になってきました。
今は何といってもジョロウグモの巨大な巣が目立ちますが
ヌルデの花にはこんな可愛らしい蜘蛛がいました。
日に透けた緑色の足がコシロカネグモかと思いましたが
巣の様子を見ると小さなジョロウグモのようです。
ナガコガネグモは水辺に多いように思えます。
この虎縞パンツがとても良いです♪
上のナガコガネグモよりも大きい蜘蛛がいました。
ノシランの花を確かめようと近づいたら何か違和感。
近づいてよく見ると
うわっ大きい!下を向いています。
アシダカグモは巨大な上に動きが速いのでちょっと苦手なのですが
なにか持っているようなので勇気を出して接近してみると・・・
牙でしっかりと卵塊を抱えていました。
お母さんだったんですね~。腹部はすっかりしぼんでいました。
今日明日雨の予報ですがずっとこの場所で子供たちを守り
続けるのでしょうか。お母さんガンバレ!
母さん蜘蛛との出会いはとても嬉しかったのですが
この日一番感激したのは下の生き物。
イモムシがでます。
上の写真の真ん中に白いボツボツしたのが確認できますでしょうか?
場所は近所の少し高台にある天満宮。植わっている木はほとんどが
桜、松、銀杏、アスナロにサザンカ。よく草刈がされている場所です。
何気なく見上げた斜面に白いものが3体見えました。
下草はササ、エノキ、イラクサが主で写真の植物は何か不明です。
さらに近づくと
うわ~・・・地は薄黄緑、白い突起物に黄色い頭部に黄色い足。
一見真っ白い蛾の幼虫に見えました。
不気味な上に大きい。とっても気になって調べると
なんと憧れのシンジュサンの幼虫でした!
数年前の9月末、この天満宮の秋祭りに見たこともないほど大きな
蛾がバサバサ舞っていたのを覚えているのですが、それがこの
シンジュサンだったに違いありません。
何となく飛行機で出かけるようなところにしかいないと思っていたので
近所で繁殖している姿を目の当たりにして感動した夕暮れでした。