Yさんは旅先で出会った光景を描かれました。
「能登和倉温泉総湯」 水彩画 F4
情緒あふれる暖簾に提灯。木の美しさとゆったりした屋根の形状が
印象的な落ち着いた佇まいの建物ですが、動きのある伸びやかな
筆遣いとやわらかい色鉛筆の線、Yさん独特の自由で華やかな色選び
により、ぬくもりと生命感あふれる明るい光景となりました。
近づいてみました。
金茶色の木部に合わせてYさんがまず選択されたのは藤色で、その後
草色、青色と鮮やかな色が続き最後に空の黄色を入れられました。
いきいきとした躍動的な画面はYさんご自身が快適に感じられるリズム
を情熱的に刻んだ足跡です。創作の喜びが伝わってくる作品です。
新しい課題に挑戦して変化し続けているYさん。次の作品も楽しみです。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”のなかの
Yさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。
冷え込んだ朝、その場足踏みをしながら見上げた木には
まん丸のふわふわ♪
この愛らしいエナガちゃんの群れが見られました。
メジロやシジュウカラとともに去ったあと一瞬静かになりましたが
階段途中の右側から木をつつく音と高らかなさえずりが♪
見上げれば、まるでこんがり揚がったエビフライ・・
飛んだっ!
その正体は木をつついて大声でさえずり、さえずっては何かを食べと賑やかな
ヤマガラさんでした。
タイワンリスがくわえている実は何だろう?拡大してもよくわかりませんでした。
寒さが厳しい朝ほど森の生き物に遭遇する確率が高いように感じます。