Iさんは鑑賞した歌麿の肉筆画に刺激を受けて制作されました。
「深川の美人図」 日本画 M10
大勢の女性が描きこまれた歌麿肉筆画の傑作「深川の雪」に想を得て
描かれた美人画です。色を鮮やかにし建造物や部屋など構成を変え
庭を新たに創りだされました。描写が力強く的確で説得力があります。
近づいてみました。
人物の繊細な線、雲の抑揚のある線、建造物の緊張感のある線。
多彩な線は生き生きとして、質感表現には工夫が凝らされています。
今にも動きだしそうな美女が情緒あふれる物語世界に導いてくれます。
さまざまなモチーフに取り組み、表現の幅が広がり続けているIさんの
過去の作品は制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の
中のIさんのページにされています。ぜひこちらもご覧下さい。
連休は制作と地元の教室があった為ほぼ家にいたのですが、数日だけ
遠出しました。行き先は昆虫王国、山梨県長野県の里山です☆
晴れて気温の高かった日にはたくさんの美しいカワトンボに会えました。
橙色の翅の中に白い部分が。
近所で見るものにはない翅色、少し体も翅も大きい気がします。
ニホンカワトンボなのかアサヒナカワトンボなのかはわかりません。
カワトンボたちの舞う水辺には
このモンカゲロウも見かけました。こんな近くで見たことがなかったので
慎重に観察した後で、驚きの光景に出会いました。
↓10秒ほどですがカワトンボの食事風景の動画を録りました。
< モンカゲロウを食べるカワトンボ >
カワトンボがモンカゲロウを頭から!
食事に夢中で接写しても逃げません。
弱肉強食・・・
水辺の葉の上には
カワゲラの仲間もいました。
カワトンボが食べるには大きすぎると思うサイズでした。
クロスジギンヤンが飛び回っていてカワトンボでも油断できないこの水辺は
数種のカエルやイモリや水生昆虫が暮らしていて見飽きない!
近くだったら毎朝通うこと間違いなしの豊かな場所でした。