先日の朝、教育テレビで放映していた「香川照之の昆虫すごいぜ」。
アリのお話だったのですが今回も先生の熱さに圧倒され楽しかった~。
番組を見ながら少し前に撮影したトゲアリのことを思い出しました。
印象的な深い赤色、ピカピカの腹部、何といっても背中にあるこのトゲ。
変わっているな~とパチリ☆
苔の生えた朽ち木を歩くこのアリ
検索してみてその面白い生態にびっくり!トゲアリは寄生者だというのです。
トゲアリの女王は他のアリの巣に潜入、時間をかけ中心部に行き
女王を殺し、一時的にその巣の働きアリに子育てをさせるそうです。
この乗っ取りの成功率は高くないということなので目の前のアリたちに
会えたことは幸運なことなのですね。
この時は他の種のアリは見えずトゲアリだけのようでした。
このトゲアリもケンランアリスアブという美麗ハナアブに寄生される
ということが「アリの巣の生きもの図鑑」(東海大学出版会)に
書いてありました。図書館で借りてきたこの本、素晴らしいです。
アリに頼る生き物がこんなに多いとは驚きました。
GW後半は先延ばしにしていたやるべきことが明るみに。
現実にもどり家族まで巻き込んでDMの郵送準備をしたり制作したり。
人のいない森奥へ行きたいけれど今は近所でガマン、と急ぎ歩いた公園で
みーっけ!
大好きな美麗種、アカスジキンカメムシの成虫です☆
夏以降ボタンのような幼虫にはよく会うのですが成虫はなかなか。
ツヤツヤのニホントカゲにも会えました。
可愛いあのコも。
花も生き物もすべてが輝くこの季節。
小さな出会いに元気をもらえます。