教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

五月の花に集まる

2019年05月07日 | 生き物

キンランに出会った森ではハンショウヅルも咲いていました。


漢字でかけば半鐘蔓。ぴったりの名前ですね。
木漏れ日に輝く姿は愛らしく控えめです。

似た仲間でも日向で輝いていたのはこちら

華やかな鉄線。遠くからでも目立ちます。


この花粉にはハナバチ類、花びらにはバッタや蛾の幼虫、
それらを狙う蜘蛛、ハナムグリもよく見られます。
人気者はたいへん!すでに穴だらけになった花もありました。


ブルーベリーの花にはクロマルハナバチ
昨年まであんなにいたクマバチは一頭も見られず…

ここの近くある古い藤棚がクマバチの大きな営巣地で
毎年数十頭(もっとかも?)のクマバチが穴から出たり入ったり
していたのです。クマバチ団地と勝手に呼んで訪問を楽しみに
していましたがこの冬すっかり撤去されてしまいました。
ショックすぎてその時は記事にできなかった。。
クマバチ以外にも面白い蜂の生態が見られたのに、本当に残念です。


セリバヒエンソウに来ていたのは春の使者ツマキチョウのメス
また会えて嬉しい☆


ハルジオンにはツマグロヒョウモンのオス
翅に奮闘のあとが見られました。


湿った枯葉のまわりから離れなかったのはコミスジ
日当たりの良いところを滑空する姿は
キラキラと輝きつい追いかけたくなります。


可愛いあのコは奥まった涼しいところに。

まわりは休日を楽しむ人々がたくさんいてバーベキューの香りが充満。
それでも公園の生き物たちは変わらぬ営みを続けていました。


コメント (2)
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