木漏れ日の森を歩くと花盛りのキンランに出会いました。
可憐です☆
ギンランはさらに華奢。数も少なめでした。
森を歩いていると青空が出ているのにポツポツと雨のような音がして
それはミズキの木の下に入ると際立ちました。
この花をもとめてハチやアブ、様々な甲虫が訪れるので
毎年観察を楽しみにしていますが見頃はそろそろ終わり。
木の下に頭を突っ込み、ポツ‥ポツ‥という音に耳をすませていたら
ボツッと帽子に衝撃!
正体はこの毛虫。葉表、葉裏、木の幹、足元。
いるわいるわ、キアシドクガの幼虫だらけです。
雨のような音は毛虫が食む音、フンの音、毛虫自身が落ちる音だったよう。
キアシドクガは毒蛾の名がつくものの幼虫も成虫もかぶれることがない
そうなのですが、つかむ勇気はなく棒で払わせていただきました。
音の正体がわかってからはキアシドクガばかりが目につき
音のするところは速足。今年は大発生しているのではと感じました。
春一番に咲いていたウグイスカグラが真っ赤な実をつけていました。
光に透かすときれい!小鳥たちのごちそうです。
こちらはオウトウの木
今年も鈴なりです。
木が若かった頃は人が群がっていたけれど今は小鳥たちのもの。
この日はムクドリがきていました。
へんなものを踏まないように転ばないように足元は気を付けているけれど
頭上も注意せねば。散策に帽子は必須ですね。