
四国松山市の法起坊見習いさんから、今年は柑橘の大トロと言われる「せとか」が2箱も送られてきた。
このせとかを初めて口にしたのが、昨年の四国遍路の際に、彼に淡路ヶ峠へ案内されて、お接待でご馳走になったときである。
まともに買えば、非常に高いので恐縮である。友人が露地栽培をしたものだそうだ。このせとかは愛媛県で70%の生産量とのこと。

上品に切って食べるように説明されているが、外皮が非常に薄くて剥きやすいし、内皮も激薄で、外皮をむいて、贅沢に袋まま食べるのが好きである。
皮をむいた瞬間からすごくみずみずしいいい香りがする。食べてみると果肉たっぷりで濃縮ジュースのような濃厚な甘さが口に広がる。それくらい果汁たっぷり。とにかく甘いのには驚いてしまう。

お礼メールの返信に添付されてきた淡路ヶ峠の画像「蕾膨らむ陽光桜」
昨年のお遍路の際、この峠で満開の陽光桜と眼下に広がる松山市の絶景を眺めながら、せとかをご馳走になったのが懐かしい
彼は、数年ぶりに、今年も4月下旬から7月下旬まで、北海道へ車中泊旅行にやってくる。彼のような豪華なお接待はできないが、何度かお付き合いはしたいと考えている。