<頂上手前の斜面から眺める定山渓天狗岳~余市岳の連なり>
昨日つげ山下山後、下見をしたら、新しいスノーシューのトレースがあったので、今日は四ツ峰を目指した。山名は4つのピークを持つことが由来らしい。下の地図をみると確かに南北に4つのピークが連なっている。
これ以上望むべくもなき素晴らしい天候に恵まれた。連泊した豊滝除雪センターから道々1号(小樽定山渓線)へと進むが、ゲートが開くのは7時である。ゲート前に15分ほど前に着いたが、前に7台ほどの車が並んでいた。ゲートが解放されて登山口となる滝の沢林道入口の駐車帯へ向かったら、自分の前に並んでいた車のほとんどがそこへ並んだ。すべてがさっぽろ湖(定山渓ダム)でのワカサギ釣りの釣り人だった。最後の1台のスペースに停めることができた。
昨日と同じく、山スキーを履き、アルミかんじきをリュックに括り付けて滝の沢林道に続くトレースを辿る。林道から急な南東尾根に取り付くが、トレースはスノーシューなので直登している。スキーはラッセルしながらジグを切って登らなければならない。尾根は急な上に立木や灌木が混んでいる。さらに、雪面は昨日の暖気でサンクラストしているので、下りも手こずりそうである。かんじきでトレースを辿った方が絶対効率が良さそうである。少し登ったところでスキーをデポしてかんじきに履き替えた。
7:20スタート~7:55南東尾根へ~8:15スキーデポ~9:30頂上<登り2時間10分>
9:45頂上~10:15スキーデポ地点~10:35林道へ~11:00ゴール<下り1時間15分>
朝日に輝く定山渓天狗岳を眺め、釣り人の車で満杯の駐車帯をスタート。
滝の沢林道に続く、昨日のスノーシューのトレースをスキーで辿る。
冬ならではの枯れ花火
林道から南東尾根へ取り付く。ピンクテープが至る所に付けられている。
スキーをデポし、かんじきに履き替える。
尾根を登り切ったら、広々とした送電線の下に出た。
これが頂上かと思って登って行ったら、その先にまだトレースが続いていた。偽ピークだった。
これが最後の登りとなる頂上だった。
山頂標識の位置からすると、今冬は例年よりだいぶ積雪が少ないようだ。周りの木が煩くて展望には恵まれなかった。
偽ピーク下の送電線の鉄塔付近が一番展望が良かったので、証拠写真を撮っただけですぐに下山した。
滝の沢を挟んでそびえる烏帽子岳。神威岳はその陰で見えなかった。
さっぽろ湖を挟んでそびえる定山渓天狗岳。
少し下がったところから見下ろすさっぽろ湖と小天狗岳。奥はホロホロ山。中央左下に歩いてきた林道が見える。
広い斜面に続くトレース
帰りの林道は、緩いながらも2か所ほど長い登り返しがあり、シールを剥がしたスキーでは辛いものがあり、道中で一番汗を搔いた。
天候と他人様のトレースに恵まれて、札幌50峰の2峰を楽勝でゲットすることができた。残りの3山(股下山、南岳、大二股山)は、ラッセルのない3月下旬~4月上旬にでも計画したい。
帰路途中の200円で入れる留寿都温泉に寄るつもりだったが、定休日だった。留寿都道の駅で着替えをして、そのまま6日ぶりの我が家へと戻った。
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