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天塩山地の第2峰の1009mの山。9年前はガス中登山で眺望もなければこの山の山容も分からないままであった。しかし、今回は、ドピーカンで、一等三角点にふさわしい見事な展望が広がり、リベンジは叶った。また、下からずっと春に見られる花はすべて目にできるほどの花の山でもあった。
しかし、見なくてもいいものまで見てしまった・・・9合目の直ぐ下の大きな雪渓上で、後ろを歩いていたカミさんの「熊じゃないよね?岩かな?」という声に戻ったら、なんと、横30~40m離れたところで、座りこんでいたのがやおら立ち上がり、早足で上の方へ歩き始めた熊ではないか!成獣の若熊といった感じの大きさである。これまで何度か目にしたことはあるが、もっとも至近距離である。「鉢合わせはしたくないが、カメラに収められる距離なら見てみたい」が叶った瞬間である。なんとか小さいなりにカメラには収まったが、戻るか進むかが問題である。
頂上を目の前にして退却も悔しい。幸いこちらの進路と90度ほど違うことを幸いに、笛を吹きながら進むことにした。ところが、その先の登山道が熊の進んだ方向へ向かっている。「熊だって遭いたくないはず」とさらに強く笛を吹きながら進む。ご丁寧に2ヶ所も登山道を覆う雪の上を横切っていた。
頂上に着いても何となく落ち着かない。20分ほどで下山開始。9合目の下まで笛を二人で吹き続けながら下った。
しかし、見なくてもいいものまで見てしまった・・・9合目の直ぐ下の大きな雪渓上で、後ろを歩いていたカミさんの「熊じゃないよね?岩かな?」という声に戻ったら、なんと、横30~40m離れたところで、座りこんでいたのがやおら立ち上がり、早足で上の方へ歩き始めた熊ではないか!成獣の若熊といった感じの大きさである。これまで何度か目にしたことはあるが、もっとも至近距離である。「鉢合わせはしたくないが、カメラに収められる距離なら見てみたい」が叶った瞬間である。なんとか小さいなりにカメラには収まったが、戻るか進むかが問題である。
頂上を目の前にして退却も悔しい。幸いこちらの進路と90度ほど違うことを幸いに、笛を吹きながら進むことにした。ところが、その先の登山道が熊の進んだ方向へ向かっている。「熊だって遭いたくないはず」とさらに強く笛を吹きながら進む。ご丁寧に2ヶ所も登山道を覆う雪の上を横切っていた。
頂上に着いても何となく落ち着かない。20分ほどで下山開始。9合目の下まで笛を二人で吹き続けながら下った。
あたくしも、とりわけ密度の濃い林間で、苔むした岩には何度も騙されました。・・・ドキッ!・・・
それでも、狼少年(じゃなくって、熊岩?)は、いつかは現実となります。
(或いは奥様も、気付いていても見なかった振りをして、ピークに着いてから、「実は・・・ネ・・・」と教えてあげれば、熊と旦那さま双方にとって幸福だったのかも知れません。)
でも、昨年樽前周辺でしたが多分見たと思います・・・。あれは熊だと・・動いていたので。かなり遠かったですが。
黒いものやガサガサという音にドキンとしたことは何度もあります。しかし、お互いにびっくりして慌てる鉢合わせが一番怖いです。
今回は雪渓の上だったので、お互いに見通しがよく、こちらの存在を向こうが先に気付きジッと眺めていて、向こうから去って行ったので、恐怖感は感じませんでした。
「見たいけど、遭いたくない」これが正直な気持ちでしょう。ですから、先が見えないところやカーブしているところで笛を吹きながら・・・。
長期予報が、ラス亭さんの怨念で変わってきたようです。今回のメインは、大丈夫そうなの今日のオタドマリ沼からの利尻眺望と雨でも見れるレブンアツモリですので、利尻登山は無理しません。
大事なくてよかったですね。30mは考えただけでも恐い。
しかし、そんな状況下にあっても頂上をめざすのは、さすがは肝の据わった山男さんなんでしょう。
私は絶対あいたくないです~熊スプレーも持ってます。でも、山登りは熊がでるから冬まで禁止されてます~なんか変です~。
熊のいるところで遊ばせて頂いているのですから、謙虚に、熊に謝りながら歩いています。
これまでの経験から言えることは、熊の方も人間に遭いたくないということです。向こうから去って行ってくれますので、お互いに逃げ場のない鉢合わせだけはしないように気を付けています。