千畳敷戦闘指令所跡
昨日は、4年前まで2年間函館支部長を務めた退職組織の研修会に参加。今年はコロナ騒動で、これまでの事業はすべて中止となっていただけに、懐かしい顔ぶれと久しぶりの再会となった。
テーマは「函館山の歴史を学び、魅力を再発見しよう」。ロープウェイで山頂へ上がり、ボランティアガイド「一會の会」の説明をいただきながら、千畳敷まで往復し、函館山の歴史の説明を聞いたり、千畳敷要塞跡を中心に見学した。
2日前にも函館山は歩いたばかりだったが、自分的には、NHKの「ブラタモリ」で取り上げられた、現在は、危険防止のため、研究等の目的以外に一般者の立ち入りができない、山頂の建物の下にある御殿山第1砲台跡が見られると思って参加したのだが、今回は、それはなかったのが残念である。
滅多に乗ることのない函館山ロープウェイは我々の貸し切り状態
ロープウェイからの新鮮な眺め
山頂で記念撮影(自分は撮影したので写っていない)。この後、開会式を行った。
函館山(津軽)要塞跡の説明の抜粋
今回は入ることのできなかった「御殿山第1砲台跡入口」のみ(右奥)
つつじ山駐車場の西側にある「御殿山第2砲台跡」の説明板(ここは公園として整備されているので今回はパス)
「御殿山第2砲台跡」に設置されていた28cm榴弾砲の貴重な写真
千畳敷コースを千畳敷に向かって歩く
道すがら目にした、たわわに実を付けているガマズミ(上)とママタビ(下)
函館要塞で最大施設だった「千畳敷砲台跡」の復元鳥観図
一番北側にある弾廠?
地下掩蔽壕(砲台長室)?と千畳敷右翼観測所への階段
第1砲台跡(これは西側を向いている)
伝声管
濾過水槽及び貯水槽
第2砲台跡(これは東側を向いている)
砲側庫?
千畳敷戦闘指令所への入口(ここからは初めて入った)
天井の明かり採り
電話室(左右に4部屋ずつ並んでいる)
トップ画像の千畳敷戦闘指令所跡への出口
このあと、来た道を山頂のロープウェイ駅まで戻った。
コロナ騒動で、みなさん、人との会話に飢えていたようで、おしゃべりをしながらのんびりと歩いていた。
つつじ山駐車場での閉会式
いつも、何気なく見ているところだったが、いろいろ説明を聞いて、より具体的に理解することができた。
他にもいろいろな要塞跡があるが、それぞれは、下記が詳しい。
いずれ、これをもとに、他の要塞跡も改めて探訪し、このブログでも紹介したい。
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