天気もパッとしない1日だったし、昨日の疲れもあるので、録りためた録画を観て過ごした。
その中に、数か月前に録画しておいた映画「人間の証明」があった。森村誠一の原作は読んだ記憶はあり、西條八十の詩の中の「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね」というフレースが印象的だったが、映画は観たことはなかった。
観始めたら、ストーリーよりも、懐かしい名優の若き時代の姿に感動した。主演は刑事役の松田優作で、コンビを組むハナ肇、2人が追い詰める犯人役が岡田茉莉子、脇を固める三船敏郎、鶴田浩二、地井武男、伴淳三郎、大滝秀治、長門裕之、和田浩治、峰岸徹、夏八木勲、范文雀、北林谷栄、竹下恵子、西川峰子、岩城滉一、佐藤蛾次郎、室田日出男、鈴木ヒロミツ、E・Hエリックなどなど・・・。ほとんどは亡くなった懐かしい昭和の豪華キャストがたくさん出演していた。
また、当時の車も懐かしさいっぱいだった。映像にパソコンも携帯電話もないのが、逆に新鮮な感じがした。
いつの作品か調べてみたら、1977年(昭和54年)だった。今から42年前である。ますます「昭和は遠くになりにけり」の感が強くなった。あのころの映画をまた観てみたいと思うのは年のせいだろうか?
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