朝食バイキングを食べ、6:45にホテルを出る。一歩踏み出せば街道沿いなのがうれしい。
津駅前付近は、駅ができてから開けた所で、昔からの中心街はもっと先だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/76/fd0b415a1b2f497fe3aa8b8077395e8c.jpg)
30分ほど歩くと、昔からの中心街の伊勢街道はアーケード商店街になっていた。すぐそばの国道23号沿いにも銀行やデパートもあった。
そのあとはしばらく広い国道23号の商店街を歩くが、その東側の歩道が伊勢街道だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/4c/1e2cbeb1a0bbebbaa85ef62753b9d787.jpg)
国道から離れてしばらく進むと閻魔堂がある。二代藩主藤堂高次が建立したもので、町のはずれで、閻魔堂は角町の守護として建てられたという。辺りは、街道の名所の1つで、蕎麦屋や茶店などで賑わっていたところらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/de/67bd8747b0f30eec928ec8e4cc2dfe76.jpg)
閻魔堂から先は、タイムスリップしたようなこじんまりとした民家が並ぶ通りになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/63/11f5a41419ad0c9af9f0db4485408ff1.jpg)
高茶屋地区に入ると、珍しく煉瓦塀の家があった。
この先には、雲出川の渡しを控えた5つ目の宿場である雲津(雲出)地区だが、そのような雰囲気は全く残っていなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/e3/8827af3cfec1b62233ff0e99bd86e910.jpg)
やがて、津市と松阪市の境界となる雲出川の雲出橋に差し掛かる。その手前にも天保5年(1834)の常夜燈が立っている。これはかっては渡し場口にあったものをここに移設したと説明されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/a7/ac463dd355d9e498881c44a4a78c379c.jpg)
橋を渡り終わって松阪市に入った途端の小公園に、「三重県の誇り 松浦武四郎」の説明板があってビックリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/a3/af85ace8a3ee81674f9de53150f1c187.jpg)
昔の渡し場までの堤防の上の通りから、松阪市側の伊勢街道を見下ろす。この辺りには渡しを控えて旅籠が数軒あったらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/ac/c8712cfffbb6bb4e6c69928d5e6469d9.jpg)
下りていってまもなくのところに、松浦武四郎の生家があったが、現在修復工事中だった。来年は松浦武四郎生誕200年なので、それに合わせて修復しているらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/23/5554727ac8e58aa6336601d8a4197527.jpg)
そこから5分ほど歩き、街道から右へ5分ほどで松浦武四郎記念館。10年ほど前に紀伊半島の山を登り歩いたときに一度寄っているが、また寄ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/19/110219d84e77b260605b353437740972.jpg)
来年度の生誕200年祭が準備されているらしい。来年は北海道も、武四郎が北海道命名150年で、大々的な記念行事が予定されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/8a/7073467b809d5629ab03fafba6c32779.jpg)
展示も充実しているが、それより映像がもっと素晴らしい。前回全て観ているのでパスした。全部観たら1時間以上になる。映像は北海道での活躍が中心だが、それまでの生い立ちや北海道開拓使の役人を辞めて故郷へ戻ってからの大台ケ原の探検や登山も面白い。30分以上は滞在した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f1/1ca5f5b78ee45066fd2d7ed4be8ba360.jpg)
奈良街道との分岐にある道標と常夜灯。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c1/e2befb39b0e6d3762427573826bd8681.jpg)
久米地区で目にした、なまこ壁の長屋門のある舟木家。南北朝時代から続く名家らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/7f/c88572240fc54c3de363259fc6b1e767.jpg)
阪内川に架かる大橋を渡ると、松阪市街地へ入っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/4d/536ff1539e24b4712472221b1705b663.jpg)
松阪商人の館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/2b/26b7aa771f7cd1e200e092cab00355af.jpg)
松阪商人の代表格三井家発祥の地。最近新しく建て替えられた休憩所になっていた。三越のシンボルの来遠(ライオン)像も鎮座していた。
その辻向かいに今夜の宿となる旅館小西屋があったが、まだ13:10だった。リュックを預けて、さらに進んだ。朝はしっかり食べたので腹も減っていない。昼食も摂らずに歩き続けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/e7/14c55e4e530ad75f005ae2a171e3a170.jpg)
松阪駅付近の商店街の伊勢街道を行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/8a/93a63540932c7c3073d9f52a0f838adf.jpg)
松阪駅前通りに立つ道標
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a2/52538b16359ad8d4a9cc38ae276f846b.jpg)
商店街を抜けてしばらく進んだ和歌山街道との分岐にある常夜灯と道標。
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豊原地区の向かい合う連子格子の古民家と街道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/d7/93f8006daf7289bda89f3ce639e8b80a.jpg)
豊原地区に立つ「從是外宮迄四里」の道標。伊勢神宮の外宮までの距離。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/d9/7fd0772c0d0d29e9f037bd7634fdc897.jpg)
伊勢街道沿いの家の玄関の上に必ず掛けられている笑門の飾り。「笑う門には福来る」が由来らしいが、正月に取り替えるのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d9/2ea4d8261dc8f8d77e38f1875bf6c10f.jpg)
豊原地区の「おもん茶屋跡」。白壁、虫食い窓が当時の面影を残す。へんば餅を名物にしていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8c/11cc7c6bd0f038d0a8b86ab4315d67f1.jpg)
おもん茶屋の隣りの2軒は連子格子の立派な家。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b2/b155501124789f0d9e0721ba96a348ee.jpg)
交差点で初めて目にした伊勢街道の標示板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c6/11fa56dbe29ae3cf8f252ef8bbf969c1.jpg)
14:50、約8時間、櫛田川の橋の手前を今日のゴールとして櫛田駅へ。2時間近く歩いたのに、電車で15分で松阪駅まで戻る。
駅前付近で夕食場所を探しながらぶらぶらして今日の宿へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/32/72d8d8b8395e121a8299d11f862c5eeb.jpg)
伊勢街道沿いの小西屋旅館(素泊まり3900円)は明治7年創業で、今でもそのままの建物を一部使っているとのこと。中の和風庭園にその雰囲気が感じられる。
夕食は松阪牛といきたいところだが、とてもとても。駅前通りに出て、寿司居酒屋で海鮮サラダと手羽先唐揚げで2杯。
津駅前付近は、駅ができてから開けた所で、昔からの中心街はもっと先だった。
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30分ほど歩くと、昔からの中心街の伊勢街道はアーケード商店街になっていた。すぐそばの国道23号沿いにも銀行やデパートもあった。
そのあとはしばらく広い国道23号の商店街を歩くが、その東側の歩道が伊勢街道だった。
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国道から離れてしばらく進むと閻魔堂がある。二代藩主藤堂高次が建立したもので、町のはずれで、閻魔堂は角町の守護として建てられたという。辺りは、街道の名所の1つで、蕎麦屋や茶店などで賑わっていたところらしい。
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閻魔堂から先は、タイムスリップしたようなこじんまりとした民家が並ぶ通りになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/63/11f5a41419ad0c9af9f0db4485408ff1.jpg)
高茶屋地区に入ると、珍しく煉瓦塀の家があった。
この先には、雲出川の渡しを控えた5つ目の宿場である雲津(雲出)地区だが、そのような雰囲気は全く残っていなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/e3/8827af3cfec1b62233ff0e99bd86e910.jpg)
やがて、津市と松阪市の境界となる雲出川の雲出橋に差し掛かる。その手前にも天保5年(1834)の常夜燈が立っている。これはかっては渡し場口にあったものをここに移設したと説明されている。
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橋を渡り終わって松阪市に入った途端の小公園に、「三重県の誇り 松浦武四郎」の説明板があってビックリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/a3/af85ace8a3ee81674f9de53150f1c187.jpg)
昔の渡し場までの堤防の上の通りから、松阪市側の伊勢街道を見下ろす。この辺りには渡しを控えて旅籠が数軒あったらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/ac/c8712cfffbb6bb4e6c69928d5e6469d9.jpg)
下りていってまもなくのところに、松浦武四郎の生家があったが、現在修復工事中だった。来年は松浦武四郎生誕200年なので、それに合わせて修復しているらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/23/5554727ac8e58aa6336601d8a4197527.jpg)
そこから5分ほど歩き、街道から右へ5分ほどで松浦武四郎記念館。10年ほど前に紀伊半島の山を登り歩いたときに一度寄っているが、また寄ってみた。
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来年度の生誕200年祭が準備されているらしい。来年は北海道も、武四郎が北海道命名150年で、大々的な記念行事が予定されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/8a/7073467b809d5629ab03fafba6c32779.jpg)
展示も充実しているが、それより映像がもっと素晴らしい。前回全て観ているのでパスした。全部観たら1時間以上になる。映像は北海道での活躍が中心だが、それまでの生い立ちや北海道開拓使の役人を辞めて故郷へ戻ってからの大台ケ原の探検や登山も面白い。30分以上は滞在した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f1/1ca5f5b78ee45066fd2d7ed4be8ba360.jpg)
奈良街道との分岐にある道標と常夜灯。
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久米地区で目にした、なまこ壁の長屋門のある舟木家。南北朝時代から続く名家らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/7f/c88572240fc54c3de363259fc6b1e767.jpg)
阪内川に架かる大橋を渡ると、松阪市街地へ入っていく。
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松阪商人の館
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松阪商人の代表格三井家発祥の地。最近新しく建て替えられた休憩所になっていた。三越のシンボルの来遠(ライオン)像も鎮座していた。
その辻向かいに今夜の宿となる旅館小西屋があったが、まだ13:10だった。リュックを預けて、さらに進んだ。朝はしっかり食べたので腹も減っていない。昼食も摂らずに歩き続けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/e7/14c55e4e530ad75f005ae2a171e3a170.jpg)
松阪駅付近の商店街の伊勢街道を行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/8a/93a63540932c7c3073d9f52a0f838adf.jpg)
松阪駅前通りに立つ道標
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a2/52538b16359ad8d4a9cc38ae276f846b.jpg)
商店街を抜けてしばらく進んだ和歌山街道との分岐にある常夜灯と道標。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/fc/9ceea087a6f5a9340c0935b3dca3f7d9.jpg)
豊原地区の向かい合う連子格子の古民家と街道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/d7/93f8006daf7289bda89f3ce639e8b80a.jpg)
豊原地区に立つ「從是外宮迄四里」の道標。伊勢神宮の外宮までの距離。
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伊勢街道沿いの家の玄関の上に必ず掛けられている笑門の飾り。「笑う門には福来る」が由来らしいが、正月に取り替えるのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d9/2ea4d8261dc8f8d77e38f1875bf6c10f.jpg)
豊原地区の「おもん茶屋跡」。白壁、虫食い窓が当時の面影を残す。へんば餅を名物にしていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8c/11cc7c6bd0f038d0a8b86ab4315d67f1.jpg)
おもん茶屋の隣りの2軒は連子格子の立派な家。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b2/b155501124789f0d9e0721ba96a348ee.jpg)
交差点で初めて目にした伊勢街道の標示板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c6/11fa56dbe29ae3cf8f252ef8bbf969c1.jpg)
14:50、約8時間、櫛田川の橋の手前を今日のゴールとして櫛田駅へ。2時間近く歩いたのに、電車で15分で松阪駅まで戻る。
駅前付近で夕食場所を探しながらぶらぶらして今日の宿へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/32/72d8d8b8395e121a8299d11f862c5eeb.jpg)
伊勢街道沿いの小西屋旅館(素泊まり3900円)は明治7年創業で、今でもそのままの建物を一部使っているとのこと。中の和風庭園にその雰囲気が感じられる。
夕食は松阪牛といきたいところだが、とてもとても。駅前通りに出て、寿司居酒屋で海鮮サラダと手羽先唐揚げで2杯。
いかにもsakagさんのお人柄が表されている一行だと思いました。
けっして奢らず、堅実に…。まさに今回の歩き旅そのものです。着実に歩を進められていますね。
北海道弁で「いいふりこかない」sakagさんの大願成就を祈念しています。
足跡は全国に渡りますが、なんといっても北海道がメインですね。
昨日も、北海道の人4人がレンタカーで来て、その後伊勢神宮へ行ったそうです。
常夜灯は、昼は旅人のための目印になるように、夜も油を燃やしたそうです。写真で撮っていたらきりがないほどあります。
寝れれば良いので、ネットで調べては選んでいます。朝が早いのて、2食付きより素泊まりを選んでいます。その方が安く済むことが多いです。
ただし、近くにコンビニか食べるところがあることが前提ですが。
今日は朝から雨でしたが いかがだったでしょうか。
昨日は 御在所岳へ上って来たのですが sakageさんは
中道からだったでしょうか。 大岩、奇岩で大変でしたが
頂上直下までは楽しかったです。
今日は帰りに駅の売店で「なが餅」をみつけ
あー、これだ、これだ!と買って来ました。
648円でした。 同じお店の、7個入りなのに 値段が
違うのですね。
今日は ゆっくり体を温めてくださいね。
御在所岳、印象に残っている山です。白いかこう岩の岩の間を抜けて歩く中道コースを登り、一ノ谷コースを下りました。
なが餅の価格、わたしの勘違いでした。消費税込みで648円なら納得ですよね。
明日から熊野古道伊勢路です。明日は天気が回復しそうです。