癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

大二股山&荒井山〈47・48/札幌50峰〉

2020年03月29日 | 登山・旅行

 3/29と3/30の全道的な好天予報に、残りの「札幌50峰」をやっつけてしまうことにした。

 治療中の右肩に負担を掛けないために、スキーは止めて、アルミかんじきで、右ストック1本だけで登り下りすることにした。

◎大二股山(856m)

 望岳橋付近から望む大二股山

 この大二股山は、豊平川上流部が漁入川と大きく二股に分かれているその中尾根上に位置することが名前の由来のようだ。

 

 この山の核心部は、国道230号の中山峠南側の望岳橋駐車場から豊平川沿いの林道までの標高差200m以上の急な登り下りだった。

 あとは、漁入林道を歩き、途中から左大二股林道へ入り、山頂直下の急な南斜面を直登した。

 昨日と今日の多くのトレースがしっかりと残っていて、夜に冷えたこともあり、最後までツボ足で往復することができた。

 8:00望岳橋~10:00頂上<登り2時間> 10:10頂上~11:35望岳橋<下り1時間25分>

 札幌岳(左)と狭薄山(右)を望む望岳橋駐車場

 ほぼ満杯の車だが、このほとんどは狭薄山(さうすやま)への登山者のようだ。その証拠に、大二股山では誰にも会わなかった。狭薄山は、自分は17年前に札幌岳の豊滝コースから登っているが、最近はこちらから登る人が多くなっているようだ。

 まずは固くなったトレースを辿り、豊平川沿いの林道までの標高差200m以上の下りからスタート。

 

林道へ下りてすぐに豊平川に架かる橋を渡る。

 

豊平川から分かれた漁入川沿いの漁入林道を進む。

 

やがて、左大二股林道分岐になるが、少し先に進んでショートカットしてその林道へ出る古いトレースを辿る。

その後はしばらく、その林道を進む。

 頂上の真北に当たる地点で右に曲がる林道から離れて、頂上を目掛けて直登する。

 

 斜度が緩んだところで頂上が見える。上の黒い木が生えているところが頂上。

 

 頂上下から狭薄山を眺める。左は札幌岳。ずっと展望のないコースで、ここだけがわずかな展望だった。

 

 ちょうど2時間で大二股山頂上に到着。札幌近辺の山は登山道がなくても、積雪期に登る人が多く頂上標識は必ず付いている。

 展望もないので、10分ほどで下山開始。林道に出たら新しい3人のツボ足の足跡があったが、会うことはなかった。多分、こちらが最短距離を登り下りしているときに別の所から登ったようだ。途中大回りしている林道を一部ショートカットした。

 

 林道を下って行き、最後の端の先に標高差200m以上の登りが見える。ここだけで下山時間の1/3の30分を登ってゴールイン。

 このあと、市街地山の手にある荒井山へ移動。

 

◎荒井山(185m)

 この山は、大倉山シャンツェのすぐ下にある、昔の荒井山スキー場があった山である。今は荒井山シャンツェができて荒井山緑地という公園になっている。中央奥が頂上。

 この山はすでに登っていたものと思い違いをしていた。先日「札幌50峰登頂記録一覧」を整理していたら、抜けていたことに気が付いた次第である。

 荒井山緑地入口に車を停めて、空身でスタート。左側から続く尾根に遊歩道があり、その先にも地図には記載されていない頂上までの登山道があった。往復25分で1山ゲット。

 

 遊歩道の階段を登る。

 

遊歩道を登り切ったところに「荒井山展望台」があり、札幌市街地の一部が俯瞰できた。下の学校は大倉山小学校。

 

 その先に続く登山道を登っていくと左手に大倉山シャンツェが見える。

 

わずか15分で頂上に到着。

 

 頂上標識と共に

 下山後、白石区にあるニッセンスポーツにチューンナップに出しておいたクロカンスキーを受け取りに向かった。

 その後、小金湯温泉のまつの湯へ向かい、温泉に入る。ブログのアップ作業中にスマホの調子が悪くなり、電波が通じなくなったので、この日の登山記録はアップできなかった。(これは帰宅後にPCからアップ。翌日スマホは回復)



2 コメント

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祝・札幌50峰完登 (meltingsnowman)
2020-03-31 08:40:03
「札幌50峰」完登おめでとうございます。
「札幌50峰」なるものが本で紹介されていることを初めて知りました。私が登った山はまだ数えるほどですが、登山道のない山もあるようなので、私に完登は無理のようです(笑)。いつもながらsakagさんの行動力に感服しました。
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meltingsnowmanさんへ (sakag)
2020-03-31 13:25:47
ありがとうございます。
確かに登山道のない山もあり、積雪期でないと登れません。
しかし、札幌市内の山岳愛好者は最近スノーシュー登山をする人が増えていて、どこの山にもトレースがありました。
最近は「札幌150峰」というものまであり、それを目指して登っている人もいます。こちらは、地図上に名前の記載のないものや三角点名や通称の山などが含まれているようです。
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