日常散策

日々の記録とその他のこと

処女峰アンナプルナ

2005年08月27日 | 読書
 処女峰アンナプルナ エルゾーグ 白水社 1953

 8000m峰は世界に14座ありますが、その内で最初に登頂された山がアンナプルナです。
 エルゾーグにラシュナル(フランス隊)が1950年に登りましたが、その内のエルゾーグさんの登頂記です。
 何せ初めての8000m峰で、初めての場所(地図も不正確)に行ってルートの設定から何から大変です。
 やっとこさ登頂してからの下山の様子がすごいです。凍傷に罹ってからベースキャンプに下り延々と人里に行くのがまた壮絶です。
 最後の「人間の生活には他のアンナプルナがある・・」
 良いです。
 
 「何故、山に登るのか?」
 「処女峰だから。」

 上記、白水社版以外に今は山渓からも出てます。

4635047016処女峰アンナプルナ―最初の8000m峰登頂
モーリス エルゾーグ Maurice Herzog 近藤 等
山と渓谷社 2000-03

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