フジペット 天満を撮る

　
　天満の界隈もおもしろい。
　新しい道路を建設中で、素敵な看板のあるお店が残されていたりしたのが無くなって残念ですが、まだまだあります。
　こちらはその一角で奥には喫茶店もあります。


　長屋もあります。冬の日差しを浴びて、余生を楽しむ風情です。

　Fujipet

フジペット 新世界を行く

　
　今度はカラーで撮影してみました。フィルムサイズが大きいので、やはり綺麗です。
　通天閣が見える代表的な大阪風景ですが、今やこの界隈は串かつ屋さんがたくさん出来ていて、かつてのおじさんの町に若者が増殖中です。
　わたしはちょっと外れた界隈を歩いております。


　昔ながらの映画館で、公楽が解体されてしまったので、新世界の映画館ではこの国際劇場が近代建築として唯一残されてしまいました。一度入ろうとは思っているのですが、中はどうなのでしょうか。

　Fujipet

フジペット35の夢

　
　綿業会館です。大阪の近代建築代表はこちらになるのかな。外観は中に比べて地味と言われてますが、装飾はきっちり丁寧で、タイルの貼り方も交互です。
　公開は第四土曜日ですが、見学者は増加しているとのことです。

　Fujipet 35


　撮影に使用したのは、下記の本にもあるフジペット35です。1957年発売の子供向けカメラで、露出、シャッタースピードなど全部マニュアル設定になります。
　オークションでも結構な値が付いていますが、買ったカメラはファインダーの後レンズが無かったので、比較的安く入手出来ました。レンズは帰ってからあり合わせのプラスチックレンズを切ってはめ込んだらちゃんと見えるようになりました。
　写りは綿業会館の写真の如くすばらしいです。このカメラでこれだけ写るのなら一体他のカメラは何？ってぐらいよく写ります。

　OLYMPUS-PEN F F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

下町純情カメラ
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だし巻きはいかが

　だし巻きです。錦にはお店が二つあります。日本酒によく合います。横に大根おろしなぞを沿えると本格的になります。
　東京などで出る甘いのも嫌いではありませんが、酒のあてにはならないかも知れません。

　OLYMPUS-PEN FV F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

名作写真と歩く、昭和の東京

　一昨日に紹介した桑原 甲子雄さんも入っています。評して映画のセットのようでもあると云う上野駅頭の風景は、二度と帰らない夢を見ているようです。
　アンリ・カルティエ＝ブレッソンの日比谷映画館前の二人がすばらしいです。こう云うのを切り取って行きたいですね。
　と言いつつ自写像をふたたびです。
　
　OLYMPUS-PEN FV F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

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東京下町１９３０ 桑原甲子雄

　東京下町1930　桑原 甲子雄　河出書房新社

　ライカを持って桑原さんは1930年代の東京を行く。撮られた写真は本当に素敵だ。雑誌の「スタア」、仁丹、木馬館、親子丼二十銭などすばらしい記録で、とにかく空が高い。
　この時代を歩きたかったが、わたしは今を歩くのです。

　最初にセルフポートレートがあって、最後にガラスに撮影者が映る写真があります。似た写真があるのでアップ。

　OLYMPUS-PEN F F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8　某喫茶店の扉

東京下町1930 桑原 甲子雄 河出書房新社 2006-11-21 売り上げランキング : 389 Amazonで詳しく見る by G-Tools

猫と写真の時間

　
　猫写真。下記の本を見ると、ひざを突いて撮影してますね。私の写真は立って写しているな。やはり、猫の目線にならないといけませんね。
　この写真はどこで撮ったかな。
　植木鉢ジャングルにて。

　OLYMPUS-PEN FV F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8


　これもほぼ同じ場所と思います。黒猫。よく見ると舌なめずりしてます。なぜかと云うと手前には彼（彼女？）のごはんが待っているんです。
　ある店先にて。

　OLYMPUS-PEN F F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

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北野天満宮で祈願

　
　北野の天神さんで祈願です。
　門前のお豆腐屋さんが人でいっぱいでした。


　あま酒屋さんに飴屋さんなど出店がありました。季節にはまだ早いですが、境内では早咲きの梅が咲いていました。頼まれ物の梅干を買って帰ります。

　Ricoh Auto Half S　


　撮影に使用したのは、リコーオートハーフSです。オートハーフかペンはかつて大流行で、どちらかを使っていた方は多いと思います。
　ある処から入手しましたが、露出感度がオーバーで、設定をISO100フィルムを詰めておいて、ISO400弱にカメラを設定でまあまあ具合が良いかな、と云った状態です。
　見られる写真が撮れるので良しかな。

　OLYMPUS-PEN F F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

居酒屋セット

　ビールにどて焼き、おでんです。
　天神橋の商店街で、ふらっと入った居酒屋は驚くほどの安さで、二人で２０００円かかりませんでした。
　ほどんどのメニューが１５０円ランクなのです。
　ちょっとひっかけてには最適です。昼間からやってますしね。
　しかし、あの商店街は長いです。

　OLYMPUS-PEN FV F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

新春神戸北野界隈その２

　
　北野異人館は正月から開いている家も多く、ちょっと入ってみました。
　やっぱり、少し生活感がある方が良いです。


　ベッドの上に置いてあるのは何かの本だったのか。
　洋書だった気がしますが。。

　OLYMPUS-PEN FV F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

小さな喫茶店

　小さなちいさな喫茶店です。６～７人で満員になります。
　が、しかし、コーヒーは大きめの器に出てきます。結構うまいです。また、行こうと思って酔ってから行くと場所が分かりませんでした。
　だからではないですが、コーヒーの横にシオシオノパー状態のブースカが立ってます。

　OLYMPUS-PEN FV F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

ミナミわいん

　「モダン大阪ミナミわいん」ってご存知でしょうか。
　写真は日本橋近くだったかの店先で撮影しましたが、ネットで検索したらすぐに出るだろうと考えていたのが甘かったです。
　出ねえ。
　特注品なのか、単に知られてないだけなのか。白なのか赤なのか。後ろのラベルを見ておけば良かったなあ、と思います。
　が、しかし並べ方があまりに整然としている。。
　と、言うことは捨ててあったのではなくて、ディスプレイだったのかも。
　なぞ。
　「店の場所どこやったかな。」　　また、行くか。。

　OLYMPUS-PEN F F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

フジペット大和高田を行く その２

　
　近代建築の蒲団屋さんです。
　電灯の付き具合もかっこ良いですし、軒下廻りの装飾も丁寧にされてます。


　高田へは、年末・年始　京阪神乗り放題きっぷを使用して行きました。1600円で12月31日と1月1日ならば乗車可能のお得きっぷですが、年始はともかく年末にうろうろするのは家族の説得が大変かもです。。

　FUJIPET

フジペット大和高田を行く その１

　
　大和高田は銭湯充実で大好きな町です。
　商店街に大衆劇場、映画館もあります。高田大劇はしばらく閉館されていましたが、このときは何かのイベントを企画されているようでした。


　商店街を抜けると何棟かの近代建築が並んだ通りがあります。
　さて、フジペットです。レンズ一つの子供向けカメラですが、よく写ります。何かちょっとした味を感じたい向きには、写り過ぎかもしれません。
　何枚がよく写っていなかった写真もありますので、露出時間や天候に結構左右されるようです。

　FUJIPET

高原

　高原　深田久弥　青木書店　昭和13年刊
　昨年は古書をあまり買わなかったのですが、この本はそれほど高くなかったので手元にあります。
　内容は、妙高、霧ヶ峰、富士山麓などを川端康成、三好達治、横光利一らが書いているのを深田久弥が編纂したものです。
　実は現時点で読んでません。
　購入したガーベラが一輪、茎が痛んでしまったので、写真を撮るのに良い置き場所はないかと思いついたのが、布張り表紙の「高原」だったわけです。
　写真も少ないですがあって、白馬を見ては行きたいと思っています。
　
　Nikon F2 Micro-NIKKOR-P.C Auto 55mm f3.5