日常散策

日々の記録とその他のこと

ヤシカエレクトロ35G

2007年02月27日 | 写真機
 
 「この写真見たってえな。」
 「今度は何やのん。」
 「よく聞いてくれました。」
 「あんたが聞け、言うたんや。」
 「ま、それは置いといて。これはですね。ヤシカエレクトロ35Gって言うカメラで撮ったんやわ。1968年って言うから昭和43年やね。」
 「ふーん。」


 「これもオクで買うたんやけど、壊れてなかったんや。」
 「それ良えことちゃうのん。」
 「いや、何かさびしいちゅうか。。」
 「複雑なんやね。」
 「はあ。・・・・」

 Yashica Electro35G

キヤノネット(初代)

2007年02月26日 | 写真機
 
 「この写真、キヤノネットで写ってん。」
 「ふーん。」
 「昭和36年製で、当時の値段が二万円を切ったちゅうんで、他の会社の反発を食うたぐらいのカメラなんや。」
 「へえ。で、今いくらなん?」
 「よく聞いてくれました。これはですね。Canonetの文字が消えかかってて、レンズとファインダーにわずかにカビがありまして、シャッター羽根が少し粘っていて、シャッターが切れたり、切れなかったりして、低速シャッターが遅い。」
 「げっ。」
 「おまけに絞りが、F16くらいで一定で、モルトは傷んでいるけど、セレンは作動してるちゅうのをオクで買うたんや。」
 「そんなん、どうすんの。」


 「これをですね。レンズを開けてシャッターと絞りをジッポライターのオイルで洗います。」
 「で。」
 「で、どんどん洗って、モルトを張り替えて、キヤノネットの文字には墨入れします。」
 「ふんふん。」
 「で、やっとこ撮れるようになるんや。ま、オクで買うたんで、安かったけど。」
 「今のやつ、買うた方が良いんちゃうのん。」
 「・・・・・。」

 Canonet SE45mm F1.9

フジペット35とリコーハイカラー35

2007年02月25日 | 写真機
 
 「これがフジペット35や。」
 「ふ~ん。」
 「1959年発売で、富士フィルムが作った当時の中学生向けのカメラなんや。」
 「入門用ってことやね。」
 「そうや。でも今考えるとシャッタースピードから露出からシャッターチャージに皆な手動でしていかなあかんねん。」
 「めんどくさ。」
 「ま、そこが味やね。中古カメラ屋さんにこのカメラの看板が売ってたわ。」
 「へえ。いくらしたん?」
 「四万何千円やったかなあ。」
 「げっ。でも欲しいんやろ。」
 「・・・・・。」


 「こっちはリコーハイカラー35って云うねん。」
 「1968年製や。」
 「ハイカラーってハイカラにかけてんの?」
 「そうかも知れんね。デザインが魅力的やろ。巻き上げもオートやし。」
 「そお。」
 「でも、露出のオートが壊れてんねん。手動で露出とシャッタースピードを設定して使わなあかんねん。これ。」
 「好きにして。」
 「こんどは35S欲しいなあ。」

 OLYMPUS-PEN F F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

やっぱりモンブラン

2007年02月24日 | よしなごと
 「ケーキで一番はモンブランやな。」
 「そお。」
 「当たり外れがないやん。安いのでもみんなそこそこおいしいし。」
 「食堂で言う親子どんぶりみたいなもんやね。」
 「なんか分からんが、その例え。」

 チャメゴンも登場です。

 OLYMPUS-PEN FV F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

頭。。

2007年02月21日 | 町あるき
 雑貨店の店頭です。マネキンの頭が三つ。これが売り物なんでしょうか。それとも帽子か何かが売れた後なのかどうか。
 首には何かを巻いています。

 Olympus Trip 35

○レンズ磨きの続報。磨くことは出来ました。が、ですね。今度はピントが合っていない。。同時プリント代やら研磨剤購入やらにカメラの金額以上を投入してしまいました。
 が、ですね。安物買いの銭失いはまだ続くのです。

イギリスだより

2007年02月18日 | 読書
 イギリスだより カレル・チャペック 筑摩文庫

 大好きな旅行記。それもチャペックのコレクションが刊行中です。
 イギリスの料理。”上”と”並”の二種類だそうです。上はフランス料理。並はイギリス的な沈鬱と沈黙を説明してくれる、とか。
 著者のイラストもいっぱいで楽しいです。車内読書向き。

イギリスだよりイギリスだより
カレル・チャペック 飯島 周

筑摩書房 2007-01
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福寿草

2007年02月15日 | 花と写真
 福に寿で福寿草です。姿の良い花を探したのですが、季節が少し早いようでありません。これはやっと開き始めたところでしょうか。
 鈴鹿の方で、自生しているのを見たことがあります。今でも毎年咲いているのかどうか。
 
 Nikon F2 Micro-NIKKOR 105mm f4 府立植物園

洋館長屋 2

2007年02月14日 | 写真機
 
 住之江の洋館長屋の続きです。こちらもすごく凝っていて、まどだけ見ても手間がかかってます。ひさしもなにゆえ二重なんでしょうか。竣工当時はあこがれの住まいだったんでしょうね。

 YASHICA ELECTRO35G


 こちらの撮影はヤシカエレクトロ35Gです。1968年に製造開始です。電池が必要ですが、今は販売されていない水銀電池であるため、アダプターを自作して使用してます。と云ってもそんなに難しいものではありません。
 オークションでほとんどただみたいな値段で購入しましたが完動品でした。すばらしいです。

 OLYMPUS-PEN F F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

住之江の洋館 1

2007年02月12日 | 写真機
 
 住之江の洋館です。洋館長屋なのかもしれませんが、一つ一つが立派です。今では考えられないほど細部も凝っています。
 いつもこの辺りから歩き出すと、結局阿倍野天王寺まで行ってしまいます。で、いつもの居酒屋になって、昼間からお酒。。いけません。

 RICOH AUTO 35


 さて、撮影ですがリコーオート35と云う1960年製のカメラです。
 トリガー式巻上げで、カメラ下部にある引き金でフィルムを巻きます。シャッターはレンズ横にある招き猫みたいなのを押し下げるとOKです。
 カメラはオークションで買いましたが、露出はオートでは使えませんでした。シャッターも粘っていたのですが、こちらはシンナーで拭いて何とか復活しました。
 マニュアルで撮影です。

 OLYMPUS-PEN F F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8

梅は咲いたか。

2007年02月11日 | 花と写真
 
 府立植物園の梅です。早咲きの品種が綺麗です。ソフトフォーカスで撮影してみました。
 と云うのはウソで、実はカメラのレンズが拭き傷だらけで勝手にボケているのです。
 フィルターを使わなくても良いので便利かもです。でもボケすぎです。。

 WALZ WIDE WALZER 35mm F2.8


 カメラはこちらで、1958年ワルツ商会製です。WALZと云うのは昔のフィルターなどのアクセサリーでは結構見かける会社でした。
 ジャンク品とのことで買いましたが、動作は良好。肝心のレンズが拭き傷で駄目ですね。レンズを磨き直すか。。

 Nikon F2 Micro-NIKKOR-P.C Auto 55mm f3.5

大阪教会

2007年02月08日 | 近代建築
 大阪教会。ここも名前が良いです。大阪の教会ですから。と思ってネット検索すると~教団大阪教会って結構ありますね。。それはそうか。
 レンガと奥にそびえる搭がカッコ良いのですが、向かいの結婚式場は教会を借景としているのであろうか、と思います。
 バラ窓も綺麗。
 
※で、撮影はリコーハイカラー35を使用です。ぜんまい自動巻きです。1968年製。ワンコインで買いましたが、ピントリングが固まっていたので、分解してスパナで無理やりまわしてしまいました。。後でネットを参考にピント合わせをし、モルト(遮光用に貼るもの)を貼って何とか撮影可能になりました。露出はオートのはずなんですが、それは壊れているようで、当方には修理能力なしで、マニュアル撮影となりました。
 写りはかくのごとく必要十分です。

 RICOH HI-COLOR35

旧大中証券と浪花教会

2007年02月07日 | 近代建築
 旧大中証券と浪花教会が並んでいます。一つ一つも嬉しいですが、並んでいるのがまた喜び倍増です。
 大中証券と言っても今や分からないかもしれません。現在はフランス料理店となっています。一度は行こうと思っているのですが。
 浪花教会。浪花と言う命名がよろしいです。中も光の具合がまた良い教会です。
 
 Leica M6 BIOGON T*2.8/28 ZM

大阪倶楽部

2007年02月06日 | 近代建築
 大阪倶楽部。大阪の倶楽部ですか。名前が良いですね。大阪の近代三大名建築の一つと言われています。ガスビル、綿業会館と大阪倶楽部らしいですが、異論もあるかも。。
 玄関の変わった装飾などこちらも色々興味深い建物です。

 Leica M6 BIOGON T*2.8/28 ZM