日常散策

日々の記録とその他のこと

大野の宿

2006年03月30日 | 町あるき
 大野の宿です。おばあさんが一人でされているのかな、と思います。しかし、結構気を遣ってもらいました。
 ま、男一人で観光に来るのも珍しいと思います。宿は外観よりも中も広くて一人ではもったいない感じでした。
 ビジネスホテルも気兼ねがいらないと云えばそうなのですが、泊まる場合も使い分けるのが良いです。






 
 宿のすぐ近所にあるのが「御清水」です。
 山に囲まれた城下町で、良い水が湧いています。早朝の誰もいない寒さの中で飲む水は、わき水だけに冷たくもなく本当に美味い水でした。

 (2006.03.20)
 

三つ目です。

2006年03月29日 | 銭湯
 大野での三つ目は、「改盛湯」です。外観での特徴は瓦の七福神えびすさまでしょうか。極彩色です。どの銭湯にも丸い網籠が置いてあったのと、ロッカーはあってもかぎがありませんでした。
 どれも良い湯でしたが、宿でも風呂の用意をしてもらっていたので、この日は都合4回の入浴となりました。
 でも、飽きることなく満足。宿の風呂のタイル貼りで良い感じでした。

やっぱり、これか。

2006年03月28日 | よしなごと
 お腹が空いたので、やっぱり福井ならこれでしょう。
 「ソースカツ丼」です。あまりお店が無い風情の町でしたが、途中でみかけた所に入りました。当然ビールも注文です。
 カツにはちょっとどろっとしたソースがかかっていて、結構美味いです。
 揚げ物好き、肉好き、ソース好きにはたまりませぬ。
 いまや、全国メニューかもですが、何でもない店でも置いてあるのが福井なのかもしれません。

二つ目はここ。

2006年03月27日 | 銭湯
 越前大野での二つ目は、「東湯」です。
 まず、外観がすばらしいのですが、脱衣所のロッカーにも味のある張り紙があったりして、中々あなどれない銭湯です。
 浴室は綺麗にしてありました。
 大野は比較的狭い範囲に銭湯があります。時間はさほど経ってはいませんが、日が差しています。

大野。一つ目。

2006年03月26日 | 銭湯
 越前大野での一つ目は、「亀山湯」です。
 寒さで冷えた身体を温めるには銭湯が一番です。
 入ると誰もいませんでしたが、しばらくすると女将さんがいらっしゃいました。湯が熱いかもしれないと水を出して戴き、ゆったりとつかることが出来ました。
 木のロッカーなど雰囲気も抜群です。

○気になるニュース
・大阪のK高校に民間から来た校長が辞職。
 この人は、何人の生徒が国公立に合格するか(させるか)を数値目標として設定したり、塾から講師を呼んで授業を行っていました。
 まず、数値目標の発想に驚きます。目標を達成するには最後は選抜生徒の選別しかないと思いますが、それで良いのでしょうか。不思議です。
・フランスの学生デモ。
 若者を会社が雇用するにあたって、2年間は解雇自由にするとの法案に反対するものです。
 若年者を雇用しやすくするのが目的だそうですが、しかし、これでは安心して働けないと思うのは当然だ、と思います。
 日本で同じことがあればがんばれるのかな。。
 が、ですね、これで分かるのはフランスには、多分解雇制限法にあたるものがあると云うことでしょう。日本にはないですね。日本は元々ある意味では解雇自由かもしれません。

越美北線運行状況

2006年03月24日 | 町あるき
 福井で時間待ちをしていた「越美北線(九頭竜線)」に乗車です。
 この路線は平成16年夏の豪雨で、一乗谷~美山間が不通となっていて、一乗谷手前の越前東郷から美山の間は代行バスに乗り換えなくてはなりません。
 代行バスから九頭竜川の様子や、線路の現況を観察出来ましたが、未だに線路が宙づりになっている箇所もあって、豪雨のすごさが少し分かる気がしました。
 車窓の景色は一面の銀世界となったりで、とても綺麗なものでした。
 福井からはほぼ一時間の行程となります。

キャノン 3Aは何故登場したか

2006年03月22日 | 写真機
 福井ぐるぐるで路面電車を撮影した後、フィルムを写し終えたので交換しようとするとカメラでもデリケートな部分であるシャッター部分がひっかかってしまった。それを無理に戻そうとして愛用のニコンFMが壊れてしまいました。
 どひゃあ。。です。。
 このカメラはメタルフォーカルプレーンシャッターって云う方式でこの音が良いのですが、何とか元に納めてみました。写っていたら幸いと思っていたのですが(結局写っていませんでした。)、その後、越前大野で動揺していたのか地面に落としてしまい(3度目。。)、レンズも曲がってしまいました。
 もう散々です。
 気に入った機種なので、中古で出物があれば再度購入したいものです。
 で、しばし?の繋ぎで登場が「CANON III A(3A)型」です。
 昭和26年製で、当時の価格が何と7万円です。当時の初任給が1万は行かなかったと思います。
 これが、写るのかどうかは不明ですが、露出計も必要なのに無いので、あとは感に頼るのみです。。
 しかし、レンズはニコンですし、写っていたらそれはそれで面白いかもです。白黒写真なら更に良いかもです。
 

福井ぐるぐる2 水道記念館

2006年03月21日 | 町あるき
 愛用の近代建築ガイドブックを片手(ならぬ片ポケット)にして、足羽川を越えましたが、目的のたてものが見あたらずに目に付いた案内板にあった「水道記念館」に立ち寄りました。
 旧足羽揚水ポンプ場(大正13年築)で、今は記念館となって公開されています。煉瓦ではなく、鉄筋コンクリート造りでした。
 正面には「水」の字をデザインした飾りがありました。
 中にはポンプ機械も保存されていますので、興味のある向きにはどうぞ。
 帰ってから「ふくい歴史マップ」を見ると、芭蕉宿泊地が近所にありました。それと「ヨーロッパ軒」も前を通っていたのに気がつかず。。また、行くか。

君はどうしているの。

2006年03月17日 | よしなごと
 君はどうしているの、と急に云われても分からないでしょう。
 君とは写真の下にあるひさしに居る猫さんのことです。建物は大阪市営下寺町アパートです。今は残念なことに、すでに入り口や扉には板が打ち付けられて、通りにはフェンスが張られていて立ち入りは出来ません。
 猫さんのことですから、身軽に出て行ったこととは思いますが、どこでどうしているのかと思う今日この頃です。

依佐美送信所

2006年03月16日 | 近代建築
 刈谷駅を下りて2.5キロ。依佐美送信所に行きました。
 日米開戦の暗号電文「ニイタカヤマノボレ・・」を発信した歴史ある場所だそうですが、今は入っていた会社も移転して、周辺整備計画が進行していました。
 建物が残るのかどうかは不明(解体予定との話しもあるようです。)がぜひ残して欲しいものです。
 近寄れませんでしたが、遠くからも玄関上のステンドグラスや特徴のある丸い屋根が印象的です。
 

名古屋の銭湯と「女湯のできごと」

2006年03月14日 | 銭湯
 もう、いい加減歩き疲れてしまったのです。
 名古屋での五一展を見た後、名古屋港に古い銭湯があるらしいとのことで行ってみると見あたりません。
 仕方なく川向かいまで誰も歩いていない車道脇をてくてくと行って、やっとたどりついた所にもありません。煙突が見えたのでそばに寄ると、何と廃材処理場になっていた銭湯もありました。
 そこからまた少し離れた駅の近くなら営業しているだろうと来てみると、「しばらく休みます」の張り紙がありました。何だか見慣れた気がするのは気のせいでしょうか。
 名古屋駅に戻ろうと思い、電車に乗りましたが停車してから急に思い直して金山で下車しました。
 そこからも1キロ以上は歩かないと銭湯にたどり着かないので、これが閉まっていたら本当にがっくりです。もしも。
 しかし、細い路を曲がった路地の奥には暖簾がかかり、灯りが点いていました。
 冷えたのと疲れたのとで湯につかってあたたまると、何だかここまでして行くのは何故なのかと考えていたことも全て流れたようでした。

 女湯のできごと 益田ミリ
 
 銭湯の案内本ではありませんが、著者が利用していた銭湯でのごきごとを書いてます。
 書かれているのは日常のことではありますが、何だか小さなしあわせを感じます。子供時代のタイルへの水やりがかわいいです。

4334784097女湯のできごと
益田 ミリ
光文社 2006-03-07

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ま、まむし、うまいで。

2006年03月13日 | 町あるき
 たまに食べたくなるのが、鰻である。
 ひょこっと寄っても良いのであるが、今日はひょこっとではない。
 行ったのは高麗橋にある本家柴藤さんで、享保年間から続く老舗でございます。また、このお店は、まむしを発案した元祖でもあって、メニューにあった超ウルトラまむし(4300円)を食したかったのだが、勘弁してあげてまむしの菊(蘭・桜・菊の順)に胆吸にする。大阪らしく油こくなく美味い。
 ビールを戴きたかったが、何せオフィス街なのでこれは我慢。
 次は鰻にとろろをかける鰻とろ丼かな。

赤・黒

2006年03月11日 | 読書
赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝 石田衣良

 人生を賭ける。一瞬に全てを賭ける。
 久しぶりにすかっとする小説でした。シリーズ全作を読まなければなりませぬ。
 「サル」って切れ者だったのか。

4167174103赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝
石田 衣良
文芸春秋 2006-01

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