田山 花袋の「温泉めぐり」です。
日本全国のおそらく明治末期から大正にかけての温泉を巡ってのお話ですが、今の温泉本と違うのは、お湯そのものの状態や入っての感想と云ったものを書いていない。
お湯がどんな色だったとか、肌がどうなったとか書かずに、せいぜい湯量だとか温度くらいのものです。何故なのかな?
当時は治療目的が温泉行きの大義名分だったのかも知れません。
とにかく昔の人はよく歩きますね。4,5キロくらいはすぐ近くで、一日20キロくらいは当たり前だったようです。
当時の風俗や、名所も紹介していますが、相馬の野馬追祭などは変っているというだけで、大したものでもなかった、なんて書いてます。今なら観光本には書かないだろうな。
読書だけでは何なので、アガパンサスです。この写真でどこか分かったらすごいかも。
Nikon F2 Planar T* 1.4/50 ZF
日本全国のおそらく明治末期から大正にかけての温泉を巡ってのお話ですが、今の温泉本と違うのは、お湯そのものの状態や入っての感想と云ったものを書いていない。
お湯がどんな色だったとか、肌がどうなったとか書かずに、せいぜい湯量だとか温度くらいのものです。何故なのかな?
当時は治療目的が温泉行きの大義名分だったのかも知れません。
とにかく昔の人はよく歩きますね。4,5キロくらいはすぐ近くで、一日20キロくらいは当たり前だったようです。
当時の風俗や、名所も紹介していますが、相馬の野馬追祭などは変っているというだけで、大したものでもなかった、なんて書いてます。今なら観光本には書かないだろうな。
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