日常散策

日々の記録とその他のこと

覚え。FTA、EPAにTPP。

2011年12月11日 | よしなごと
 勉強して、解説してくれ、と言われたのでちょっとまとめます。

 FTA、EPAは2国間以上、あるいは域内で貿易自由化についてのルールを定めた協定のことです。

 関税(輸入品に課せられる税金)やサービスに課せられた規制の撤廃や削減について、特定の国や地域との間で定めた協定がFTA(自由貿易協定)で、これに加えて、投資規制の撤廃やルールの整備、特許をはじめとする知的財産制度に、競争政策の調整、人的交流の拡大など色々な分野での経済的協力の強化を目的とした包括的な協定がEPA(経済連携協定)です。

 FTAよりEPAの方かより総合的と言えるようです。

 TPP(環太平洋連携協定)は、EPAの環太平洋地域版で、広域で経済連携を行おうと云うものとなります。
 例外なき関税撤廃を掲げており、全品目について、即時、または段階的な関税撤廃を原則としています。対象は労働、環境など21分野に渡ります。

 メリット。貿易が自由化されるので、工業製品の輸出拡大や資源調達の安定化が期待出来ます。また、それによって国内経済の活性化が見込めます。

 デメリット。農業や食品産業への大打撃。保険、医療、労働にも大きな影響があります。

 将来は?分からんですね。輸出と言っても日本にそれほどの競争力があるのかどうか。そうかと言って参加しないとますます韓国などに追いつかれて抜かれてしまいそうです。
 でも、コメは。。う~ん。堂々巡りです。。