日常散策

日々の記録とその他のこと

ヤシカアトロン 国産ミノックス第1号

2014年05月05日 | 写真機


 昭和41年製のヤシカアトロン。アトロンはアトムとミクロンを合成して名付けたものです。

 使用フィルムはミノックス用を使用しますが、フィルムはシャランと云う会社さんがつい最近まで販売されていて、カラーもありますが、販売店在庫限りとなっています。

 某カメラ店に在庫があったので、購入しましたが、取りあえず早く撮影しないと、後の現像、焼き増しが大変です。モノクロは何とかなりますが、カラーまでは手が回りません。

 ピントはカメラから3mに合わせた固定焦点なので、遠景や近景は得意ではなさそうです。



 連動露出計が内蔵されていて、作動すれば適正露出を設定出来るのですが、入手のカメラでは壊れていて、カン露出となっています。

 シャッター下のレバーをスライドさせると、UVとY2のフィルターの切り替えが可能です。モノクロ撮影には非常に便利です。



 切り出したフィルムで撮影。少し暗い場所ですが、まあまあの写りでしょうか。



 このあたりの距離が得意なのかも知れません。所謂、散歩カメラでが、撮影も含めてしっかりやらないと、「まあ写ってるね。」で終わりそうです。

 使用フィルムの幅は9.5ミリ。画面サイズは8×11ミリ。
 35ミリ判(24×36ミリ)の10%。16ミリ判(10×14ミリ)の63%のサイズで、下の写真のようになります。

 35ミリから16ミリとミノックスサイズの二つが切り出し出来るので、効率は良いかもしれませんね。



○全米1位。なんだか懐かしいと思ったら。




 こっちか。


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旧京都中央電話局西陣分局舎をミノルタ16QTで撮影

2014年05月05日 | 写真機


 実は今まで見た回数としては一番多い近代建築かもしれない、西陣分局。岩元禄。大正10年に建てられたとはとても思えません。踊る女性も面白いですが、塔屋のライオン?も落ちないのかと心配です。



 撮影はミノルタ16QT。
 シャッター優先式16ミリ判カメラ。レンズはロッコール23ミリF3.5 。昭和47年。16800円。

 ネットで落としましたが、電池(今はなき3V)の液漏れで、露出計は駄目でした。
 でも、EEではなく手動で露出を合わせるタイプなので、適当で問題なしです。 それに嬉しいことにフィルムが入ってました!



 フィルムサイズから考えると良く写ります。
 カメラは上部カバーが合金で、あとはプラスチックです。これでフィルムカートリッジがマミヤとミノルタの2タイプが2本づつとなったので、色々遊べますです。

 久しぶりに近代建築散歩を出しました。
 先ごろ解体の天神橋たもとの菅南福祉会館は昭和30年で、元大阪市立児童文化会館だったとあります。

 また、ちょっと見て廻らないと。

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