昭和41年製のヤシカアトロン。アトロンはアトムとミクロンを合成して名付けたものです。
使用フィルムはミノックス用を使用しますが、フィルムはシャランと云う会社さんがつい最近まで販売されていて、カラーもありますが、販売店在庫限りとなっています。
某カメラ店に在庫があったので、購入しましたが、取りあえず早く撮影しないと、後の現像、焼き増しが大変です。モノクロは何とかなりますが、カラーまでは手が回りません。
ピントはカメラから3mに合わせた固定焦点なので、遠景や近景は得意ではなさそうです。
連動露出計が内蔵されていて、作動すれば適正露出を設定出来るのですが、入手のカメラでは壊れていて、カン露出となっています。
シャッター下のレバーをスライドさせると、UVとY2のフィルターの切り替えが可能です。モノクロ撮影には非常に便利です。
切り出したフィルムで撮影。少し暗い場所ですが、まあまあの写りでしょうか。
このあたりの距離が得意なのかも知れません。所謂、散歩カメラでが、撮影も含めてしっかりやらないと、「まあ写ってるね。」で終わりそうです。
使用フィルムの幅は9.5ミリ。画面サイズは8×11ミリ。
35ミリ判(24×36ミリ)の10%。16ミリ判(10×14ミリ)の63%のサイズで、下の写真のようになります。
35ミリから16ミリとミノックスサイズの二つが切り出し出来るので、効率は良いかもしれませんね。
○全米1位。なんだか懐かしいと思ったら。
こっちか。