
大阪に本社があった、プリンス光学(株)製のボルタ判カメラです。
製造年は使用説明書に、フィルムの送料表示があって、その値段から70年代前半位のようです。
ボルタ版フィルムは販売されていません(90年ころまで売られていたらしいです。)が、フィルム幅は35ミリと同じなので、裏紙をブローニーから持ってくれば、スプールさえ何とかすれば、比較的簡単に撮影が可能です。

ピントは固定焦点で、2m以上なら合い、シャッターもバルブと50分の1秒のどちらかを選択します。
明るい戸外であれば写るよって云う感じです。


北浜のコニシを撮影。

銀行もかっこ良い。

大商もパチリ。レンズは35mの単玉ですが、ピントもばっちりで雰囲気出ます。

こちらが使用説明書です。箱には値段のシールが貼ってあるのですが、残念ながら一部が剥がれて不明でした。