日常散策

日々の記録とその他のこと

京言葉 楳垣實

2015年04月19日 | 読書


 京言葉 楳垣實。昭和21年発行、24年の再版です。高桐書院刊。
 
 大阪言葉と京言葉の境は、山崎あたりだそうです。
 この違いは何となくは分かるつもりでいたのですが、みなさんは「ほっこりする。」って使いますか。疲れた、と云う意味なんですが、実は「大阪方言事典」にも掲載されていて、ほっと疲れたさまにいう、とあります。
 例文として、「大分歩いたんで、ほっこりした。」と挙げていました。疲れたけれど、今はちょっとほっとしている、と云う感じです。

 「来やへん」は来はしない、の意味ですが、大阪あたりでは「けえへん」ですかね。
 「京のきついは大阪のえらい」もあります。強いとか猛烈とか大変とかの意味です。えらいは疲れたときにも使いますね。

 気になったのは、「キーキー」です。何の意味か分かりますか。幼児言葉ですが、腹痛のことです。そう云えば祖母が「キーキーさんか?」などと使っていたような記憶があります。

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